Z Forexはライセンス不明のFXサイトです。公式サイトを見る限りでは、一般的なFX取引所のように見えます。
結論としては、Z Forexは詐欺の可能性が非常に高いです。
もし既にZ Forexに入金してしまった場合や詐欺被害でお困りの場合は、弁護士による返金請求で騙されたお金を取り戻せる可能性があります。
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Z Forexは投資詐欺の可能性が高い
Z Forexについて調査を進めた結果、「Z Forexは投資詐欺の可能性が極めて高い」ということが分かりました。
主な理由は以下の通りです。
- Z Forexの公式サイトは所在地や運営会社などの基本情報が記載されていない
- Z Forexの公式サイトにはプライバシーポリシーや利用規約が記載されていない
- 詐欺サイトにおいて頻繁に用いられるサイト構造の特徴を持つ
- その他、詐欺サイトに共通する典型的な内容の口コミ投稿が多数
- 出金拒否型詐欺の典型例
近年、SNSやインフルエンサー広告を通じて「日本株で利益を得られる」「初心者でも稼げる」といった文言で宣伝されている「Z Forex」という投資サービスについて、複数のユーザーから不審な点を指摘する声が上がっています。
特に注目すべきは、サイト上で「基本情報」が明確ではない点です
運営企業名などの「最低限の透明性」が確保されていない投資サービスは、正規の金融商品として利用すべきではありません。Z Forexは住所について不審点があり、その点において、極めて不透明であり、投資家保護の観点からも利用を推奨できないサービスといえます。
特に「SNSで知り合った人から紹介された」「LINEで登録を促された」などの場合、高確率で国際的な詐欺ネットワークに関連している可能性があります。
Z Forexの基本情報・公式サイトは怪しい?サイトを確認
まずはZ Forexについて、基本情報や公式サイトから読み取れる内容を確認してみます。
Z Forexの基本情報

URL | https://zglobaltrade.com |
---|---|
運営会社 | Z Forex Capital Market LLC |
所在地 | ソフィア、オリンピスカ通り、SiteGround、ソフィアパーク4階、2番地、郵便番号:1756、ブルガリア |
ライセンス | ムワリ国際サービス機構 |
登録国・地域 | セントビンセント・グレナディーン諸島 |
メールアドレス | info@zforex.com |
電話番号 | +44 744 147 7121 |
代表者名 | 不明 |
Z Forexの公式サイトではほとんどわかる情報はありませんでした。このような不透明な形式は典型的な詐欺で利用されるサイトと酷似しています。
また運営会社についても調査しましたが、代表者の名前についても不明でした。運営管理の責任者の名前が一つも確認できないという点は怪しい業者に共通する特徴なので、注意が必要です。
Z Forexの公式サイトでは情報開示が極端に少なく、信頼性に重大な懸念
Z Forexと名乗る投資サービスのサイトを確認したところ、運営主体に関する情報がほとんど記載されていないことが判明しました。これは、投資サービスとして極めて異例であり、利用者の信頼を得るための基本的な透明性が欠如していると言わざるを得ません。
これは、金融商品・投資プラットフォームを提供する上で最低限必要とされる法的・倫理的開示項目であり、それらを欠いた状態で資金を募る行為は、金融商品取引法違反や詐欺罪に発展する可能性もあります。
Z Forexの公式サイトにおいて、運営実態が一切確認できないという点は、投資サービスとしての健全性と信頼性に大きな疑問符が付く重大な問題です。
特に出金トラブルや二次被害(追加費用の要求など)が報告されている場合、このような情報不在の状態は、利用者を法的に保護できない極めて危険な構造であると言えます。
たとえ一部で「利益が出た」という声があったとしても、それは継続的に資金を引き出すための撒き餌にすぎず、透明性のないサービスは根本的に信用に値しません。
Z Forexの登録住所は不審
Z Forexの住所は「ソフィア、オリンピスカ通り、SiteGround、ソフィアパーク4階、2番地、郵便番号:1756、ブルガリア」となっていますが、GoogleMAPで調べたところ、Z Forexの名前は確認できませんでした。

Z Forexが記載している住所は、信頼感を偽装するために利用されている可能性が高く、実際にその住所で事業運営している形跡は見られません。
そのため、このような業者とは一切の金銭的取引を避けるべきです。
Z Forexのライセンスの信頼性は不明
Z Forexのライセンスに関する情報をまとめると、以下の通りです。
- Z Forexは金融庁の認可を保有していない
- Z Forexは正式なライセンス所持情報がない
- WikiFXではZ Forexをノンライセンスと評価している
Z Forexは金融庁の認可を保有していない
Z Forexは金融庁の免許・許可・登録等を受けている会社ではありません。
金融庁は公式ホームページで、「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を公開していますが、このリストの中にZ Forexの記載は見つかりませんでした。
海外のFX業者の多くが金融庁のライセンスを保有していないというのが実情ではありますが、日本国内のライセンスを持っていない以上、ある程度注意すべき業者であることは確かです。
Z Forexの公式サイトにはライセンスの情報がない
Z Forexの公式サイトには、ムワリ国際サービス機構の規制を受けているという記載がありますが、この情報はそれほど信頼性の高いものではないと言えます。
また後述するWiki FXにおいても現在有効なライセンスが確認されていない状態であることが示されており、ライセンス状態は疑わしいものであると考えられます。
WikiFXではZ Forexをノンライセンスと評価している
外国為替業界における世界の第三者情報サービスプラットフォームである「WikiFX」において、Z Forexはノンライセンスと評価していました。

スコアは1.40と非常に低く、また有効なライセンスも確認できない状況でした。取引においてハイリスクレベルと判断されていることからもこのサイトの信頼性は低いと考えられるでしょう。
Z Forexの口コミ評判や被害報告
ここからは、Z Forexに関する口コミ・評判を様々な媒体で調査した結果をご紹介します。
投稿されている内容としては、悪い口コミや被害報告の書き込みがほとんどで、評判はかなり悪い状態です。
Z Forexの悪い口コミ・評判
Z Forexの悪い口コミ・評判は、具体的に以下のような内容でした。
- 信頼性や実績に欠ける怪しい取引所
- 出金できないという多数の報告
- 追加の送金を要求する手口
これらはすべて詐欺業者がよく使う手口であり、Z Forexのような怪しい取引所では特に多く報告されているものです。
それぞれ順に見ていきましょう。
信頼性や実績に欠ける怪しい取引所
zglobaltrade.com取引所は作られたばかりのサイトであることや、リスクが高い取引所と指摘されています
詐欺被害ジャパン
Z Forexは、ドメイン登録情報や運営実態から見て設立されたばかりの取引所であり、信頼性や実績に欠ける点が多く見受けられます。
こうした新設の取引所では、
- 運営会社の詳細が不透明
- 金融ライセンスの確認ができない
- 利益を保証するような甘い誘い文句
など、詐欺的な特徴を持つケースが多く報告されています。
高利回りを強調する投資勧誘には十分注意し、利用前には必ず金融庁の登録業者リストなどで確認を行うことが重要です。
少しでも不審に感じたら、取引や送金を控え、専門機関に相談してください。
追加の送金を要求する手口
zglobaltrade.com~Z Forex~取引所から出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だとかハッキング・マネーロンダリングの疑いが持たれているなど更にお金を送金を送るように指示をされますが全て嘘の話ですのでご注意してください!
詐欺被害ジャパン
Z Forexは、出金時に「税金」や「手数料」などの名目で追加の送金を要求する手口が確認されています。さらに、「ハッキング」「マネーロンダリングの疑い」といった理由で不安を煽り、被害者にさらなる入金を促すケースもあります。
こうした要求は典型的な詐欺の手口であり、
- 出金前にお金を支払わせる
- 支払っても出金できない
という被害が多数報告されています。
Z Forexの良い口コミ・評判
Z Forexという名称で展開されている投資サービスについて、当方でも複数の国内外レビューサイト、SNS、掲示板、口コミ投稿サイトを調査しましたが、利用者からの肯定的な評価や実績報告は一切確認できませんでした。
通常、真っ当な投資サービスであれば、運用に成功したユーザーからの喜びの声や、サポート対応に対する評価、あるいは「使いやすかった」「利益が出た」といった何らかの前向きな声がインターネット上に存在するのが自然です。
金融サービスに関して「良い口コミが一切存在せず、悪い評判ばかりが断片的に確認される」ケースは、計画的な詐欺や資金搾取型サービスに共通する非常に危険なパターンです。
Z Forexはその代表的な例であり、投資を検討している段階であっても、ただちに関与を中止することを強く推奨します。
zglobaltrade.comのドメインwhois情報を調査
検証の最後に、Z Forexのドメイン「zglobaltrade.com」に登録されている情報を確認してみます。
ドメインのwhois情報(ドメイン名やIPアドレスの登録者に関する情報)から分かることをまとめると、以下のようになります。
ドメイン名 | zglobaltrade.com |
---|---|
レジストラ | GoDaddy.com, LLC(世界最大級のドメイン販売会社) |
登録日 | 2022年6月2日(運用歴 約2年1か月) |
登録国・地域 | 米国(アリゾナ州) |
登録者 | 匿名代理業者「Domains By Proxy, LLC(米国アリゾナ州)」 |
zglobaltrade.comのwhois情報データ
Domain Name: zglobaltrade.com
Registry Domain ID: 2700794507_DOMAIN_COM-VRSN
Registrar WHOIS Server: whois.godaddy.com
Registrar URL: https://www.godaddy.com
Updated Date: 2025-05-29T03:42:06Z
Creation Date: 2022-06-02T05:12:06Z
Registrar Registration Expiration Date: 2027-06-02T05:12:06Z
Registrar: GoDaddy.com, LLC
Registrar IANA ID: 146
Registrar Abuse Contact Email: abuse@godaddy.com
Registrar Abuse Contact Phone: +1.4806242505
Domain Status: clientTransferProhibited https://icann.org/epp#clientTransferProhibited
Domain Status: clientUpdateProhibited https://icann.org/epp#clientUpdateProhibited
Domain Status: clientRenewProhibited https://icann.org/epp#clientRenewProhibited
Domain Status: clientDeleteProhibited https://icann.org/epp#clientDeleteProhibited
Registry Registrant ID: Not Available From Registry
Registrant Name: Registration Private
Registrant Organization: Domains By Proxy, LLC
Registrant Street: DomainsByProxy.com
Registrant Street: 100 S. Mill Ave, Suite 1600
Registrant City: Tempe
Registrant State/Province: Arizona
Registrant Postal Code: 85281
Registrant Country: US
Registrant Phone: +1.4806242599
Registrant Phone Ext:
Registrant Fax:
Registrant Fax Ext:
Registrant Email:
https://www.godaddy.com/whois/results.aspx?domain=zglobaltrade.com&action=contactDomainOwner
Registry Tech ID: Not Available From Registry
Tech Name: Registration Private
Tech Organization: Domains By Proxy, LLC
Tech Street: DomainsByProxy.com
Tech Street: 100 S. Mill Ave, Suite 1600
Tech City: Tempe
Tech State/Province: Arizona
Tech Postal Code: 85281
Tech Country: US
Tech Phone: +1.4806242599
Tech Phone Ext:
Tech Fax:
Tech Fax Ext:
Tech Email:
https://www.godaddy.com/whois/results.aspx?domain=zglobaltrade.com&action=contactDomainOwner
Name Server: CRIS.NS.CLOUDFLARE.COM
Name Server: TESSA.NS.CLOUDFLARE.COM
DNSSEC: unsigned
URL of the ICANN WHOIS Data Problem Reporting System: http://wdprs.internic.net/
ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。
- ドメイン運用期間が2年以上あり、短期の使い捨てではない
- → 一見、信頼性がありそうに見えるが…
- 登録者情報がすべて「Domains By Proxy, LLC」により匿名化
- → サイト運営者の実態が不明で、追跡が困難。
- 連絡手段がGoDaddy経由のコンタクトフォームのみ
- → 問い合わせ窓口としての機能に乏しく、信頼性に欠ける。
- ネームサーバーがCloudflare(CRIS / TESSA)でプライバシー重視設定
- → サーバー運用元も隠蔽されており、不正行為の温床になるケースも。
- 2025年5月にWhois情報が更新されており、直近で活動があった可能性
- → サイトが再稼働・転売・なりすまし利用された可能性を示唆。
Z Forexの詐欺被害回復を目指すための相談先5選
Z Forexのような投資詐欺被害に遭ってしまった場合、被害金を取り戻すためには早めの行動・相談が必須です。
詐欺被害回復のための候補となる相談先をまとめると、以下のようになります。
- 弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能
- 警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
- 司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
- 探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
- 消費生活センターは行政的な調整が中心
それぞれについて、詳しく解説します。
弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能

Z Forexのような投資詐欺被害において、詐欺師への返還請求から訴訟の提起までを一貫して対応できるのは弁護士だけです。
以下のように、詐欺被害の対応で最も幅広い業務を行えます。
- 加害者の身元調査
探偵事務所などと連携しながら、加害者の所在地や資金の流れを調べることが可能です。 - 内容証明で返金請求
弁護士名義で内容証明郵便を送ることで、相手に与える心理的プレッシャーも高まり、返金交渉を有利に進められるケースがあります。 - 返金交渉
弁護士は民事交渉の代理権を持っています。直接交渉が困難な相手であっても、法律の専門知識をもとに交渉をリードできます。 - 訴訟の提起
詐欺被害の返金を法的に確保するうえで欠かせないのが訴訟ですが、弁護士であれば裁判手続きの代理人として書面作成から裁判所での弁論まで対応できます。
早期に弁護士に相談することで、詐欺被害の返金・救済の可能性が高まります。
現在、弁護士法人FDR法律事務所では、投資詐欺被害の無料相談を受け付けております。
元検事として担当した経済事案の知識経験を活かして、被害金の回復に向けて全力を尽くしておりますので、まずはLINEにてお気軽にご相談ください。

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警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
警察は、詐欺行為を行った加害者を刑事事件として捜査・逮捕する役割を担います。詐欺被害の状況を伝えて被害届を提出することで捜査が開始される場合もありますが、以下の点に注意が必要です。
- 被害金を取り戻すための直接的なサポートは行わない
たとえ警察が加害者を逮捕しても、刑事手続きはあくまで「犯罪行為の立証」が目的です。被害者への返金は、別途民事手続きで請求する必要があります。 - 捜査の優先度によっては立件されない可能性もある
証拠が不十分だったり、事件性が薄いと判断されると、捜査が進まないケースも考えられます。
警察に相談することは重要ですが、返金請求という観点では弁護士による民事手続きが不可欠になることを理解しておきましょう。
司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
司法書士は、簡易裁判所で扱える訴額140万円以下の事件に限り、一定の代理業務(書面作成や裁判手続きなど)を行うことができます。
しかし、投資詐欺の被害額は高額になりがちです。140万円を超える場合、
- 司法書士だけでは訴訟代理や交渉を継続できない
- 返金請求が必要な金額が大きいほど、弁護士でなければ対応が難しい
という問題が生じます。
また、裁判外の示談交渉権は司法書士には認められていないため、相手と直接交渉する際は限界があることも念頭においてください。
探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
探偵事務所は、加害者の身元や資金の流れなどを調査する際に有用です。詐欺グループが身元を隠蔽しているケースでは、探偵事務所に調査を依頼し、加害者情報を特定できれば、返金交渉や訴訟の準備を進めやすくなります。
ただし、探偵事務所自体は法的手続きや交渉権限を持っていないため、最終的には弁護士と連携しながら進める必要があります。
調査会社は仮想通貨の追跡調査が専門
仮想通貨詐欺の専門調査会社は、主に仮想通貨や海外FXにおける詐欺について、実態調査を行う会社です。警察や弁護士などに相談する際に必要とされる、被害証明書類の作成などを取り扱っています。
ただし、あくまで民間の会社であり、弁護士や司法書士の資格を保有しているわけではないので、実際に返金請求を成功させるまでの工程を全て担当することはできません。調査会社が作成した資料をふまえて、被害者の方が弁護士などに相談する必要がある点に注意が必要です。
消費生活センターは行政的な調整が中心
消費生活センターは、消費者トラブル全般に関する相談を受け付ける公的機関です。
ただし、以下のような点に注意が必要です。
- 情報提供や注意喚起などは行ってくれるものの、実際の返金請求や訴訟対応は行いません。
- 紛争解決のあっせんをすることもありますが、あくまで行政的な調整が中心であり、強制力のある交渉はできないのが現状です。
被害回復を見据えた具体的な手続きが必要な場合には、やはり弁護士への依頼が必須となります。