フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の名前を悪用した詐欺とは?偽サイトの見分け方や出金できないとの口コミ評判を解説

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の名前を悪用した詐欺とは?偽サイトの見分け方や出金できないとの口コミ評判を解説

近年、SNSやLINEを悪用した投資詐欺が急増しています。その中でも、「フランクリン・テンプルトン」や旧社名「レッグ・メイソン(LEGG MASON)」を名乗る偽サイトが確認されており、実在する金融機関の名前を利用することで信頼性を装う悪質な手口が多発しています。

実際にフランクリン・テンプルトン・ジャパンも公式に注意喚起を発表しており、消費者の資産を狙った詐欺の深刻さが浮き彫りになっています。本記事では、正規のフランクリン・テンプルトンの実態と偽サイトの特徴を比較し、被害を未然に防ぐための対策、万一被害に遭った際の返金可能性と相談窓口について詳しく解説します。

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目次

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)とは?なぜ詐欺に悪用されるのか

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)とは?なぜ詐欺に悪用されるのか

FXやバイナリーオプションの詐欺では、大手の取引所や金融機関を騙った偽サイトが利用されることがあります。これらのサイトは一見本物そっくりに作られており、ロゴやデザイン、さらには取引画面まで精巧に模倣されているため、投資初心者はもちろん、経験者でも見抜くのが困難です。

特に最近では、SNSやメッセージアプリを通じて「儲かる情報を教える」と誘導し、偽のサイトに登録させる手口が目立っています。入金後に出金できなくなる、サポートに連絡しても返答がないなど、典型的な詐欺の兆候が見られるケースも少なくありません。

今回取り上げるフランクリン・テンプルトンは利用者の多いサイトであり、そういった点において詐欺師に目をつけられたと考えられます。

本物の公式サイトと偽サイトを見分けるためには、ドメイン名やセキュリティ証明書、連絡先情報の確認など、いくつかのポイントを押さえる必要があります。被害に遭わないためには、少しでも違和感を覚えたら即座に利用を中止し、信頼できる情報源に相談することが大切です。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)とは

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)トップページ

フランクリン・テンプルトンの基本情報は以下です。

URL米国本社:https://www.franklintempleton.com
日本法人:https://www.franklintempleton.co.jp
運営会社フランクリン・テンプルトン・キャピタル・ホールディングス・プライベート・リミテッド
所在地日本法人:〒100-6536
東京都千代田区丸の内1丁目5番1号新丸の内ビルディング
ライセンス不明
登録国・地域米国
日本
メールアドレス不明
電話番号日本法人:03-5219-5700
代表者名日本法人:代表取締役社長 髙村 孝
フランクリン・テンプルトン(公式)の概要

フランクリン・テンプルトンは、米国を拠点に世界中で事業を展開する大手独立系資産運用会社グループです。日本法人の「フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社」は東京都千代田区丸の内に本社を構え、投資運用業、投資助言・代理業などを行う正規の金融商品取引業者で、金融庁に登録されています。

かつては「レッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社」として活動しており、2020年にフランクリン・リソーシズ・インクの傘下に入り、2021年に合併を経て現在の社名となりました。

この沿革は投資業界における長い実績と信頼性を示すものですが、逆に旧社名「レッグ・メイソン」が一部の詐欺グループに悪用される温床にもなっています。

正規のフランクリン・テンプルトンは、株式・債券・マルチアセット・オルタナティブ投資といった幅広い運用商品を提供し、公式サイトや正規の販売会社を通じてのみ投資情報を発信しています。SNSやLINEでの個別勧誘は一切行っていない点が、偽サイトや詐欺との大きな違いです。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)が詐欺に使われやすい理由

フランクリン・テンプルトンが詐欺に悪用される理由は、その知名度と複雑な企業沿革にあります。世界的に信頼を集める資産運用会社であり、かつ旧社名「レッグ・メイソン」という名称が存在したことで、一般消費者が社名変更や合併の経緯を正確に把握していないケースが多いのです。

詐欺グループはこの点を突き、「レッグ・メイソン」や「フランクリン・テンプルトン」を名乗ることで、あたかも本物の関連会社や正規の投資窓口であるかのように装います。さらに、偽サイトは正規サイトと酷似したデザインを用い、LINEやSNSで投資家を勧誘することで安心感を与え、短期間で資金を振り込ませる仕組みを作り出しています。有名ブランド名を利用することで警戒心を和らげ、心理的に「信じても大丈夫」と思わせるのが最大の狙いです。このように、歴史ある大手金融機関の信頼性そのものが、逆に詐欺師にとって格好の“看板”となっているのです。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の名を騙る詐欺サイトでよくある詐欺のパターン例

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)は国際的に認知度の高い正規の金融サービスですが、その信頼性を逆手に取った詐欺が数多く報告されています。
特に注意すべきは、フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の名前を掲げながら実際には全く関係のない偽サイトやアプリに誘導し、投資資金を騙し取る手口です。これらの詐欺は、SNSやLINEを起点にした勧誘、著名人のなりすまし広告、偽アプリの配布など、多くの共通パターンを持っています。
ここでは、実際に被害報告が相次いでいる典型的な詐欺のパターンを整理し、利用者が事前に気づきやすくなるよう具体的な事例を紹介します。

公式サイトを模倣した偽サイト

詐欺グループは、フランクリン・テンプルトンや旧レッグ・メイソンのロゴや企業情報を無断使用し、公式サイトに酷似した偽サイトを作成します。URLが正規ドメインに似せられており(例:1文字抜けている、.topや.shopなど異なるドメインを利用)、見慣れないアドレスを用いるのが典型的な特徴です。ページ内容は自動翻訳のような不自然な日本語や誤字が目立ち、問い合わせ先はフリーメールや匿名フォームだけの場合が多いのも共通点です。

SNSやLINEグループでの勧誘

FacebookやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNS広告、あるいは投資系コミュニティを装ったグループに招待し、LINEへ誘導するのが主流の手口です。LINE内では「投資の先生」や「金融の専門家」を名乗る人物が登場し、サクラのメンバーが「利益が出た」と発言して信頼を演出します。参加者は同調圧力により安心感を持ち、実在しない投資商品に資金を振り込んでしまうケースが多発しています。

「必ず儲かる」と誇大な投資リターンの約束

詐欺師は「元本保証」「絶対に儲かる」「短期間で高利回り」といった非現実的な条件を提示してきます。正規のフランクリン・テンプルトンでは「投資にリスクが伴うこと」を明記しており、元本保証や確約された利益は存在しません。誇張された投資リターンを強調して判断を急がせるのは、典型的な詐欺のサインです。

出金できない仕組みと追加請求

偽サイトやアプリでは「利益が出ている」と虚偽の数値を表示し、出金申請をすると「税金や保証金が必要」として追加の振込を要求します。最初は少額の出金に応じることで信用させ、次第に高額な資金を振り込ませるケースも確認されています。結果的に資金は回収不能となり、被害者は多額の損失を抱えることになります。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の偽サイト一覧

以下は、フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)を装った偽サイト(詐欺目的のフェイクドメイン)の代表例と特徴です。被害を防ぐためにも、URLや誘導手口には十分注意しましょう。

Legsmon.com

削除済みサイト
URLhttps://legsmon.com
ドメイン名Legsmon.com
レジストラGname.com Pte. Ltd.(シンガポール系)
登録日2025年3月31日
登録国・地域HK / CN(香港・中国表記)
登録者情報すべて匿名化(Redacted for privacy)
Legsmon.comのwhois情報から抽出
Legsmon.comのwhois情報データ

Domain Name: LEGSMON.COM
Registry Domain ID: 2971310789_DOMAIN_COM-VRSN
Registrar WHOIS Server: whois.gname.com
Registrar URL: www.gname.com
Updated Date: 2025-08-27T18:58:41Z
Creation Date: 2025-03-31T07:55:53Z
Registrar Registration Expiration Date: 2026-03-31T07:55:53Z
Registrar: Gname.com Pte. Ltd.
Registrar IANA ID: 1923
Reseller:
Registrar Abuse Contact Email: complaint@gname.com

Registrar Abuse Contact Phone: +65.31581931
Domain Status: clientTransferProhibited https://icann.org/epp#clientTransferProhibited
Registry Registrant ID: Redacted for privacy
Registrant Name: Redacted for privacy
Registrant Organization: Redacted for privacy
Registrant Street: Redacted for privacy
Registrant City: Redacted for privacy
Registrant State/Province: Redacted for privacy
Registrant Postal Code: Redacted for privacy
Registrant Country: HK,CN
Registrant Phone: Redacted for privacy
Registrant Fax: Redacted for privacy
Registrant Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=registrant&domain=LEGSMON.COM
Admin Name: Redacted for privacy
Admin Organization: Redacted for privacy
Admin Street: Redacted for privacy
Admin City: Redacted for privacy
Admin State/Province: Redacted for privacy
Admin Postal Code: Redacted for privacy
Admin Country: Redacted for privacy
Admin Phone: Redacted for privacy
Admin Fax: Redacted for privacy
Admin Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=admin&domain=LEGSMON.COM
Tech Name: Redacted for privacy
Tech Organization: Redacted for privacy
Tech Street: Redacted for privacy
Tech City: Redacted for privacy
Tech State/Province: Redacted for privacy
Tech Postal Code: Redacted for privacy
Tech Country: Redacted for privacy
Tech Phone: Redacted for privacy
Tech Fax: Redacted for privacy
Tech Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=technical&domain=LEGSMON.COM
Name Server: B9.SHARE-DNS.NET
Name Server: A9.SHARE-DNS.COM
DNSSEC: unsigned
URL of the ICANN Whois Inaccuracy Complaint Form: https://www.icann.org/wicf/

ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。

  • 新規登録(2025年3月31日)
    • 大手金融ブランドを名乗るにもかかわらず、直近で取得された新規ドメイン。長い運営実績がないのは大きな不自然点です。
  • 「Legg Mason」を模したドメイン名(legsm-on.com)
    • 本物は「leggmason.com」。
    • 今回の「legsmon.com」は “g” を省略した「タイポスクワッティング」型で、ユーザーを誤誘導する典型的な手口です。
  • 登録国が香港・中国表記
    • 世界的投資会社を名乗るにもかかわらず、香港・中国の匿名登録。正規企業とは一致しません。
  • 匿名化登録
    • 組織名・住所などがすべて「Redacted for privacy」で隠されており、実態が不明です。
  • 安価な海外レジストラ(Gname.com)利用
    • 詐欺サイトでよく利用されるレジストラ。正規の金融機関が選ぶことはまずありません。

この legsm-on.com(legsmON.com) は、明らかに 「Legg Mason(レッグ・メイソン)」の名を騙った詐欺サイト です。

  • タイポスクワッティング(ドメイン名の一部を改変)
  • 新規取得
  • 匿名化
  • 香港・中国拠点

という複数の危険要素が揃っており、正規のLegg Masonとは一切関係ありません。

なおこのサイトは外国為替業界における世界の第三者情報サービスプラットフォームである「WikiFX」において、偽サイトであると警告を受けています。

 legsm-on.comのWikiFXでの評価

このサイト上でも多くの被害報告が行われており、非常に詐欺サイトとして悪質であることは明らかです。

Leggmasonpro.com

削除済みサイト
URLhttps://www.leggmasonpro.com
ドメイン名Leggmasonpro.com
レジストラCSC Corporate Domains, Inc.
登録日2024年4月6日
登録国・地域不明(WHOIS上に住所情報なし)
登録者情報非公開(プライバシー保護適用)
Leggmasonpro.comのwhois情報から抽出
Leggmasonpro.comのwhois情報データ

Domain Name: LEGGMASONPRO.COM
   Registry Domain ID: 2869941561_DOMAIN_COM-VRSN
   Registrar WHOIS Server: whois.corporatedomains.com
   Registrar URL: http://cscdbs.com
   Updated Date: 2024-08-01T04:32:37Z
   Creation Date: 2024-04-06T12:40:50Z
   Registry Expiry Date: 2026-04-06T12:40:50Z
   Registrar: CSC Corporate Domains, Inc.
   Registrar IANA ID: 299
   Registrar Abuse Contact Email: domainabuse@cscglobal.com

   Registrar Abuse Contact Phone: 8887802723
   Domain Status: clientTransferProhibited https://icann.org/epp#clientTransferProhibited
   Name Server: DNS1.CSCDNS.NET
   Name Server: DNS2.CSCDNS.NET
   DNSSEC: unsigned
   URL of the ICANN Whois Inaccuracy Complaint Form: https://www.icann.org/wicf/

ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。

  • 新規ドメイン(2024年取得)
    • Legg Masonは長年の歴史を持つ大手資産運用会社ですが、公式ドメインは「leggmason.com」。
    • 「leggmasonpro.com」は2024年に新規で取得されており、公式とは無関係です。
  • 「pro」を付けた偽装ドメイン
    • 「pro」「vip」「fx」などを付けて正規サイトの関連サービスに見せかけるのは、詐欺サイトの典型手法です。
  • 登録者情報が不明
    • CSC Corporate Domainsは正規企業も利用する大手レジストラですが、登録者情報は非公開。もし本当にLegg Mason本体が所有するなら、公式サイト等で利用実態が確認できるはずです。
  • 公式情報との不一致
    • 正規のLegg Masonは現在、Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン) 傘下にあり、公式サイトは「franklintempleton.com」や「leggmason.com」。
    • 「leggmasonpro.com」は一切アナウンスされていません。

leggmasonpro.com は、「Legg Mason」の名を騙る可能性が極めて高い詐欺ドメインです。

  • 新規登録
  • 公式ドメインとの不一致
  • 「pro」などを加えた不自然なドメイン名

という複数の怪しい特徴を備えています。

結論として、正規のLegg MasonやFranklin Templetonとは無関係 であり、投資勧誘に利用されている場合は詐欺目的と考えるべきです。

こちらのサイトについてもWikiFXでは詐欺サイトであるという評価が下されています。

leggmasonpro.comのWikiFXでの評価

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の詐欺や偽サイトの見分け方

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の詐欺や偽サイトの見分け方
  • URLは 正規のドメインか?
  • レビューに 実在性があるか?
  • 外部リンク・LINE誘導がないか?

フランクリン・テンプルトンの名を騙る偽サイトは本物と非常によく似た外観をしており、見た目だけでは区別がつかない場合もあります。しかし、いくつかのポイントを確認することで、偽サイトを見抜くことが可能です。

最も分かりやすい点としてはドメインです。以下のサイト以外は正規ではないため、違うアドレスに誘導された際には警戒しましょう。

  • 米国本社:franklintempleton.com
  • 日本法人:franklintempleton.co.jp
フランクリン・テンプルトン偽サイト詐欺チェックリスト
  • URL・ドメインを確認する ⇒正規のURLか、英字が一文字違う、または不自然に長いURLは高確率で偽サイト
  • サポートの連絡手段がLINEや個人メールのみではないか ⇒LINEやWhatsAppのみの対応は非常に危険
  • 金融ライセンスや会社情報の記載が曖昧ではないか ⇒記載がない、または他社の情報を勝手に転載している場合は要注意
  • レッグ・メゾンを騙っている ⇒レッグ・メゾンはすでにフランクリン・テンプルトンと合併しており現在その名称での活動はない。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)偽サイトの詐欺の口コミや事例

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)偽サイトの詐欺の口コミや事例

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の偽サイトの詐欺の口コミや具体的な事例は、具体的に以下のような内容でした。

  • フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)を騙る偽サイト
  • 「著名人詐欺」に要注意
  • 出金トラブル多数

これらはすべて詐欺業者がよく使う手口であり、フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の偽サイトのような怪しい取引所では特に多く報告されているものです。

それぞれ順に見ていきましょう。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)を騙る偽サイト

サイトが重い?見れないぞ

詐欺被害ジャパン

正規のフランクリン・テンプルトンの公式サイトは安定しており、アクセス不能や極端な表示遅延が続くことはまずありません。詐欺サイトは「重い」「見れない」といった不安定な挙動を見せることが多く、利用者を偽サイトに誘導して入金や個人情報を盗むのが狙いです。アクセスできない・表示が遅い時点で正規性を疑い、公式ドメインや金融庁登録情報を必ず確認してください。安易にログインや入金を行うと、詐欺被害につながる恐れがあります。

「著名人詐欺」に要注意

今はやりの著名人詐欺?

詐欺被害ジャパン

近年多発しているのが、実在の大手資産運用会社(フランクリン・テンプルトンやレッグ・メイソン)の名を借り、さらに著名投資家や有名経営者の顔写真・名前を無断使用して信用させる詐欺です。公式サイトや正規ファンドとは一切関係なく、「必ず儲かる」「限定案件」といった誘い文句で資金を預からせ、最終的に出金できない典型的なパターンに発展します。著名人や有名企業の名前を使っていても、それ自体が詐欺のサインであると疑う姿勢が重要です。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の詐欺被害回復を目指すための相談先5選

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)のような投資詐欺被害に遭ってしまった場合、被害金を取り戻すためには早めの行動・相談が必須です。

被害回復のための候補となる相談先をまとめると、以下のようになります。

  • 弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能
  • 警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
  • 司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
  • 探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
  • 消費生活センターは行政的な調整が中心

それぞれについて、詳しく解説します。

弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の詐欺被害への対応は弁護士が最適

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)のような投資詐欺被害において、詐欺師への返還請求から訴訟の提起までを一貫して対応できるのは弁護士だけです。

以下のように、詐欺被害の対応で最も幅広い業務を行えます。

  • 加害者の身元調査
    探偵事務所などと連携しながら、加害者の所在地や資金の流れを調べることが可能です。
  • 内容証明で返金請求
    弁護士名義で内容証明郵便を送ることで、相手に与える心理的プレッシャーも高まり、返金交渉を有利に進められるケースがあります。
  • 返金交渉
    弁護士は民事交渉の代理権を持っています。直接交渉が困難な相手であっても、法律の専門知識をもとに交渉をリードできます。
  • 訴訟の提起
    詐欺被害の返金を法的に確保するうえで欠かせないのが訴訟ですが、弁護士であれば裁判手続きの代理人として書面作成から裁判所での弁論まで対応できます。

投資詐欺に強い弁護士に相談することで、詐欺被害の返金・救済の可能性が高まります。

ただし、詐欺に遭ってから時間が経つと回収の可能性が下がるため、発覚してからなるべく早く相談することが肝心です。

現在、弁護士法人FDR法律事務所では、投資詐欺被害の無料相談を受け付けております。

元検事として担当した経済事案の知識経験を活かして、被害金の回復に向けて全力を尽くしておりますので、まずはLINEにてお気軽にご相談ください。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の詐欺で騙されたお金は返金請求で取り戻しましょう

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警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない

警察は、詐欺行為を行った加害者を刑事事件として捜査・逮捕する役割を担います。詐欺被害の状況を伝えて被害届を提出することで捜査が開始される場合もありますが、以下の点に注意が必要です。

  • 被害金を取り戻すための直接的なサポートは行わない
    たとえ警察が加害者を逮捕しても、刑事手続きはあくまで「犯罪行為の立証」が目的です。被害者への返金は、別途民事手続きで請求する必要があります。
  • 捜査の優先度によっては立件されない可能性もある
    証拠が不十分だったり、事件性が薄いと判断されると、捜査が進まないケースも考えられます。

警察に相談することは重要ですが、返金請求という観点では弁護士による民事手続きが不可欠になることを理解しておきましょう。

司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい

司法書士は、簡易裁判所で扱える訴額140万円以下の事件に限り、一定の代理業務(書面作成や裁判手続きなど)を行うことができます。

しかし、投資詐欺の被害額は高額になりがちです。140万円を超える場合、

  • 司法書士だけでは訴訟代理や交渉を継続できない
  • 返金請求が必要な金額が大きいほど、弁護士でなければ対応が難しい

という問題が生じます。

また、裁判外の示談交渉権は司法書士には認められていないため、相手と直接交渉する際は限界があることも念頭においてください。

探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない

探偵事務所は、加害者の身元や資金の流れなどを調査する際に有用です。詐欺グループが身元を隠蔽しているケースでは、探偵事務所に調査を依頼し、加害者情報を特定できれば、返金交渉や訴訟の準備を進めやすくなります。

ただし、探偵事務所自体は法的手続きや交渉権限を持っていないため、最終的には弁護士と連携しながら進める必要があります。

調査会社は仮想通貨の追跡調査が専門

仮想通貨詐欺の専門調査会社は、主に仮想通貨や海外FXにおける詐欺について、実態調査を行う会社です。警察や弁護士などに相談する際に必要とされる、被害証明書類の作成などを取り扱っています。

ただし、あくまで民間の会社であり、弁護士や司法書士の資格を保有しているわけではないので、実際に返金請求を成功させるまでの工程を全て担当することはできません。調査会社が作成した資料をふまえて、被害者の方が弁護士などに相談する必要がある点に注意が必要です。

消費生活センターは行政的な調整が中心

消費生活センターは、消費者トラブル全般に関する相談を受け付ける公的機関です。

ただし、以下のような点に注意が必要です。

  • 情報提供や注意喚起などは行ってくれるものの、実際の返金請求や訴訟対応は行いません。
  • 紛争解決のあっせんをすることもありますが、あくまで行政的な調整が中心であり、強制力のある交渉はできないのが現状です。

被害回復を見据えた具体的な手続きが必要な場合には、やはり弁護士への依頼が必須となります。

弁護士法人FDR法律事務所では、詐欺かどうかの判定や、返金請求の可能性などについて無料相談を受け付けております。

被害金の返金請求はスピードが命です。LINEからすぐにご連絡いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。

フランクリン・テンプルトン(レッグ・メイソン)の詐欺に関する事前調査・診断

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運営法人

弁護士法人FDR法律事務所は、詐欺被害の返金請求業務などを扱う法律事務所。代表弁護士は渡辺征二郎(登録番号16876、第一東京弁護士会所属)。投資詐欺事案においては過去3冊の書籍を出版している。

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