Auro Marketsは信頼できる？詐欺の実態や口コミ評判を弁護士が解説！返金請求方法や相談先も紹介

「必ず儲かる」「短期間で資産が倍になる」──そんな魅力的な言葉で勧められる投資話には、危険が潜んでいます。最近SNSや知人から話題に上がる「Auro Markets」もその一つ。インターネット上には華やかな広告や成功体験の声があふれていますが、実際に公的な登録情報や信頼できる運営実態は確認できません。
この記事では、Auro Marketsがなぜ危険視されるのか、その特徴や詐欺に共通する手口を解説し、すでに投資してしまった場合の返金方法や弁護士への相談手順まで、具体的にご紹介します。大切な資産を守るために、必ず最後までお読みください。

結論としては、Auro Marketsは詐欺の可能性が非常に高いです。

もし既にAuro Marketsに入金してしまった場合や詐欺被害でお困りの場合は、弁護士による投資詐欺返金請求で騙されたお金を取り戻せる可能性があります。

現在、弁護士法人FDR法律事務所では無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

Auro Marketsは投資詐欺の可能性が高い

Auro Marketsの詐欺の実態や口コミ評判を弁護士が解説！返金請求方法や相談先も紹介について調査を進めた結果、「Auro Marketsは投資詐欺の可能性が極めて高い」ということが分かりました。

主な理由は以下の通りです。

近年、SNSやインフルエンサー広告を通じて「日本株で利益を得られる」「初心者でも稼げる」といった文言で宣伝されている「Auro Markets」という投資サービスについて、複数のユーザーから不審な点を指摘する声が上がっています。

特に「SNSで知り合った人から紹介された」「LINEで登録を促された」などの場合、高確率で国際的な詐欺ネットワークに関連している可能性があります。

Auro Marketsの基本情報・公式サイトは怪しい？サイトを確認

まずはAuro Marketsについて、基本情報や公式サイトから読み取れる内容を確認してみます。

Auro Marketsの基本情報

URL	https://auromarkets.com
運営会社	Auro Markets Ltd.
所在地	Ground Floor, The Sortheby Building Rodney Bay, Gros-Islet, Saint Lucia
ライセンス	2024-00534
登録国・地域	セントルシア
メールアドレス	support@auromarkets.com
電話番号	不明
代表者名	不明

Auro Marketsの公式サイトには上記の情報が記載されていましたが、代表者がわからないなど不透明な部分もありました。このような不透明な形式は典型的な詐欺で利用されるサイトと酷似しています。

Auro Marketsのサイトには怪しい点が多い

Auro Marketsの公式サイトを確認すると、投資家に安心感を与えるような文言やデザインが用いられている一方で、信頼性に疑問を抱かせる怪しい点が多数見受けられます。

以下ではサイトの怪しい点についてポイントごとに確認してみましょう。

Auro Marketsの所在地の不審点

Auro Marketsは所在地に「Ground Floor, The Sortheby Building Rodney Bay, Gros-Islet, Saint Lucia」を記載していますが、この住所は多くの詐欺海外取引所が所在地として記載している怪しい住所です。

したがって、Auro Marketsがこの住所を記載している時点で、信頼性は極めて低いと考えて良いでしょう。

Auro Marketsにはプライバシーポリシーの記載がない

Auro Markets の公式サイトを確認すると、通常の金融取引所であれば必ず用意されているはずの「利用規約（Terms of Service）」や「プライバシーポリシー（Privacy Policy）」へのリンクが存在していません。これは極めて不自然であり、利用者にとって大きなリスクとなります。

一般的な取引所であれば、利用規約には取引条件や会社の責任範囲、紛争解決方法などが記載され、プライバシーポリシーには顧客情報や入出金データの取り扱いについての詳細が示されています。これらは顧客保護のために国際的に義務化されているもので、信頼できる事業者であれば必ず設置しています。

一方で、Auro Markets のようにこれらのページが存在しない場合、利用者がトラブルに巻き込まれても運営側は「ルールを明示していない」として責任を回避できる構造になっています。さらに、個人情報や資金がどのように扱われているのかも不透明であり、利用者保護の姿勢が見られません。

このように、公式サイトに利用規約やプライバシーポリシーを設置していない点は、Auro Markets が信頼性に欠ける業者であることを強く示すものです。所在地が疑わしいセントルシアのペーパーアドレスであることと合わせて考えると、典型的な詐欺的ブローカーの特徴を備えていると判断できます。

Auro Marketsのライセンスの信頼性は怪しい

Auro Marketsのライセンスに関する情報をまとめると、以下の通りです。

Auro Marketsは金融庁の認可を保有していない

Auro Marketsは金融庁の免許・許可・登録等を受けている会社ではありません。

金融庁は公式ホームページで、「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を公開していますが、このリストの中にAuro Marketsの記載は見つかりませんでした。

海外のFX業者の多くが金融庁のライセンスを保有していないというのが実情ではありますが、日本国内のライセンスを持っていない以上、ある程度注意すべき業者であることは確かです。

Auro Marketsの公式サイトにはライセンスの情報がない

Auro Marketsの公式サイトには運営企業や金融ライセンスに関する情報が一切記載されておらず、これは典型的な“無登録業者”の特徴です。金融当局の認可を受けていない場合、顧客資金の保全や出金保証といった保護は一切なく、詐欺リスクが非常に高いため利用は厳重に避けるべきです。

また後述するWiki FXにおいても現在ノンライセンスとされており、ライセンス状態は疑わしいものであると考えられます。

WikiFXではAuro Marketsをノンライセンスと判断

FX会社の安全性やレビューに関する情報を提供するサイト「WikiFX」において、Auro Marketsはライセンス情報を確認できないノンライセンスの取引所であると判断されていました。

これは通常の無登録業者よりもさらに実体が不明瞭で危険性が高いことを意味します。

「WikiFXでノンライセンスと判定された」＋「不透明な所在地」＋「利用規約等の欠落」という複合要素から、Auro Marketsは投資家にとって極めて危険なブローカーと評価できます。

Auro Marketsの口コミ評判や被害報告

ここからは、Auro Marketsに関する口コミ・評判を様々な媒体で調査した結果をご紹介します。

投稿されている内容としては、悪い口コミや被害報告の書き込みがほとんどで、評判はかなり悪い状態です。

Auro Marketsの悪い口コミ・評判

Auro Marketsの悪い口コミ・評判は、具体的に以下のような内容でした。

これらはすべて詐欺業者がよく使う手口であり、Auro Marketsのような怪しい取引所では特に多く報告されているものです。

それぞれ順に見ていきましょう。

“合法風の外観”＋出金時の連絡断ちは架空取引所の定型

auromarkets.comは、一見合法的な取引所に見えるものの、実際には存在しない架空の取引プラットフォームです。

被害者が資金を引き出そうとするタイミングで、取引所との連絡が完全に途絶えることが多いです。

情報を十分に調べ、信頼性のあるプラットフォームを選びましょう。

詐欺相談なび

偽取引所は、ライセンス風ロゴやKYC画面、見栄えの良いUIで正規っぽさを演出しつつ、残高はダッシュボード上の“数字だけ”というのが典型です。出金段階になると「審査中」「税金・手数料・デポジットが必要」などを口実に追加送金を促し、最終的に連絡を絶つ“出口”シナリオが頻発します。利用前は①公的レジストリでのライセンス実在確認、②登記・所在地・運営会社の一致、③独立した評判・ドメイン年齢のチェックが必須です。既に入金済みなら、これ以上の支払いを止め、振込票・チャット履歴・URL等の証拠を保全して、速やかに専門窓口（消費生活センター／警察／弁護士等）へ相談してください。

“偽ライセンス表示”＋高利回り保証は架空取引所の決定版サイン

auromarkets.comは、一見合法的な取引所に見えるものの、実際には存在しない架空の取引プラットフォームです。

存在しない規制当局のライセンス情報をサイト上に掲示し、信頼性を装います。

過度に高い利益を約束する話には慎重に対応しましょう。

詐欺相談なび

詐欺取引所は、実在しない規制当局名や捏造IDの画像・ロゴを貼り、検証リンクも自サイト内に閉じた“見せかけ認証”で信頼性を演出します。正規であれば監督官庁（例：日本の金融庁、FCA、ASIC、CySEC 等）の公式データベースで法人名・住所・許認可の整合が取れるはずですが、架空業者はここで必ず破綻します。さらに「必ず儲かる」「月利◯％保証」などの高利回り約束は、資金を引き出すための常套句です。少しでも不自然なら入金・追加入金・“出金前の税金/デポジット”支払いを一切行わず、証拠（振込票・チャット履歴・URL）を保全して専門窓口へ早期相談してください。

Auro Marketsの良い口コミ・評判

Auro Marketsという名称で展開されている投資サービスについて、当方でも複数の国内外レビューサイト、SNS、掲示板、口コミ投稿サイトを調査しましたが、利用者からの肯定的な評価や実績報告は一切確認できませんでした。

通常、真っ当な投資サービスであれば、運用に成功したユーザーからの喜びの声や、サポート対応に対する評価、あるいは「使いやすかった」「利益が出た」といった何らかの前向きな声がインターネット上に存在するのが自然です。

金融サービスに関して「良い口コミが一切存在せず、悪い評判ばかりが断片的に確認される」ケースは、計画的な詐欺や資金搾取型サービスに共通する非常に危険なパターンです。

Auro Marketsはその代表的な例であり、投資を検討している段階であっても、ただちに関与を中止することを強く推奨します。

Auromarkets.comのドメインwhois情報を調査

検証の最後に、Auro Marketsのドメイン「Auromarkets.com」に登録されている情報を確認してみます。

ドメインのwhois情報（ドメイン名やIPアドレスの登録者に関する情報）から分かることをまとめると、以下のようになります。

ドメイン名	Auromarkets.com
登録国	アメリカ（US／アリゾナ州 Tempe）
登録日	2024-09-11
登録業者（レジストラ）	GoDaddy.com, LLC
登録者	Domains By Proxy, LLC による匿名登録

ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。

「auromarkets.com」は、正規の金融サービスを装いながら、WHOISでは登録から間もない新規ドメインであり、運営者情報は完全に匿名化されています。投資関連の正規企業であれば法人情報や規制当局の登録情報を公開するのが当然ですが、このサイトにはそうした透明性がありません。実際、海外では「規制当局のライセンスを偽装している」との報告もあり、日本の金融庁の認可も一切受けていません。これらの点から判断すると、日本人投資家を狙った 高リスクの詐欺サイト とみなすのが妥当です。