近年、恋愛や婚活を装った「ロマンス詐欺」が急増しています。
なかでも被害報告が目立っているのが、「ハネムーンクラブ」という名を使った詐欺サイトです。SNSやマッチングアプリを通じて知り合った相手から「将来のために投資を始めよう」「副業を一緒にしよう」といった言葉で誘われ、このサイトに登録・送金を促されるケースが多発しています。
サイト名に「ハネムーン」といった優しい言葉を使いながら、実際には出金できない・サポートが消えるといった深刻な被害が発生しており、すでに複数の掲示板やSNSで注意喚起が広がっています。
この記事では、「ハネムーンクラブ」がどのような仕組みで利用者を騙しているのか、その不審点・典型的な手口・被害を防ぐための具体策をわかりやすく解説します。
結論としては、ハネムーンクラブは詐欺の可能性が非常に高いです。
もし既にハネムーンクラブに入金してしまった場合や詐欺被害でお困りの場合は、弁護士による投資詐欺返金請求で騙されたお金を取り戻せる可能性があります。
現在、弁護士法人FDR法律事務所では無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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ハネムーンクラブは詐欺の可能性が高い

ハネムーンクラブについて調査を進めた結果、
「ハネムーンクラブは詐欺の可能性が極めて高い」ということが分かりました。
主な理由は以下の通りです。
- ハネムーンクラブのキャンセル料などのトラブル多数
- ハネムーンクラブはサイトに不審点がある
- その他、詐欺サイトに共通する典型的な内容の口コミ投稿が多数
このような状況は、過去にも多くの投資詐欺で見られた典型的なパターンであり、「出金できない」「連絡が取れない」といった利用者の声が寄せられていることからも、悪質な金融詐欺スキームだった可能性が極めて高いといえるでしょう。
万が一、同様の勧誘を受けた場合や、関連する投資話を持ちかけられた場合は、絶対に追加の送金をせず、すぐに専門機関へ相談することが重要です。
ハネムーンクラブとは?基本情報を確認

まずはハネムーンクラブについて、基本情報から読み取れる内容を確認してみます。
ハネムーンクラブの基本情報

| URL | https://honeymoonclub.top |
|---|---|
| 運営会社 | 不明 |
| 所在地 | 不明 |
| ライセンス | 不明 |
| 登録国・地域 | 不明 |
| メールアドレス | 不明 |
| 電話番号 | 不明 |
| 代表者名 | 不明 |
「ハネムーンクラブ」は、一見すると恋愛相談やマッチングを目的とした交流サイトのように装っていますが、実際には投資詐欺やロマンス詐欺の温床となっているとみられる危険なサイトです。
SNSやマッチングアプリなどで知り合った人物から「将来のために投資をしよう」「信頼できるサイトがある」と勧められ、この「ハネムーンクラブ」への登録や送金を促されるケースが多数報告されています。
サイト内には運営会社の情報や特定商取引法に基づく表記が見当たらず、所在地・連絡先・責任者名なども不明確です。また、メールアドレスがフリーメールだったり、ドメインが最近取得されたばかりであるなど、典型的な詐欺サイトの特徴を持っています。
見た目は整っていても、実際には資金を騙し取るための“仕組まれた舞台”に過ぎません。恋愛感情や信頼関係を利用し、巧妙に金銭を引き出す――それが「愛の銀河社」によるロマンス詐欺の実態です。
ハネムーンクラブの手口
「ハネムーンクラブ」の詐欺手口は、典型的なロマンス詐欺の流れを踏襲しています。まずSNSやマッチングアプリ上で、外国人や日本語の上手な人物からメッセージが届きます。相手は恋愛感情を演出し、日常的な会話を重ねながら信頼関係を築いていきます。そしてしばらく経った頃、「あなたと将来を考えている」「二人で資産を増やそう」などと持ちかけ、投資名目で「ハネムーンクラブ」への登録を勧めてきます。
初期段階では、少額の入金で実際に利益が出たように見せかけ、出金も一度は成功するケースがあります。これによって被害者は「本当に稼げる」と信じ込み、さらに高額な入金を行ってしまいます。ところが、その後は「システムメンテナンス中」「税金を支払えば出金できる」などと理由をつけて資金を引き出せなくなり、最終的に連絡が途絶えるのが典型的なパターンです。
このように、ハネムーンクラブは恋愛と投資を組み合わせた心理的な詐欺であり、被害者の感情と信頼を巧みに利用する点が最大の特徴といえます。
ハネムーンクラブの典型的な手口フロー
| 段階 | 手口の内容 | 被害者の心理・行動 | 詐欺師の目的 |
|---|---|---|---|
| ① 接触 | SNSやマッチングアプリで声をかけてくる(外国人・日本語が流暢な人物を装う) | 「真面目な人かも」「運命の出会いかもしれない」と感じる | 信頼関係を築くための接近 |
| ② 関係構築 | 恋愛感情を演出し、毎日メッセージを送る。家族や将来の話をする | 心を許し、恋愛関係だと信じ込む | 情報収集と感情的依存の形成 |
| ③ 投資勧誘 | 「二人の将来のために」「安全な副業がある」としてハネムーンクラブへの登録を勧める | 「一緒に頑張りたい」と思い、サイトに登録 | 投資サイトへの誘導・初期入金を狙う |
| ④ 利益演出 | 少額投資で利益が出たように見せかけ、実際に一度出金できる場合も | 「本当に儲かる」と信じる | 大きな金額を投入させるための演出 |
| ⑤ 追加送金要求 | 「出金には手数料が必要」「税金を払えば出金できる」などと要求 | 損をしたくない心理でさらに送金 | 被害金を最大化するための追い打ち |
| ⑥ 音信不通・サイト閉鎖 | サポートや相手が突然連絡を絶ち、サイトも閉鎖される | 連絡が取れず、資金を失う | 証拠を残さずに逃亡する |
ハネムーンクラブのドメインwhois情報を調査

次に、ハネムーンクラブのドメインとして登録されている情報を確認してみます。
ドメインのwhois情報(ドメイン名やIPアドレスの登録者に関する情報)から分かることをまとめると、以下のようになります。
Honeymoonclub.top
| URL | https://honeymoonclub.top |
| ドメイン名 | Honeymoonclub.top |
|---|---|
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
| 登録日 | 2025年9月24日 |
| 登録国・地域 | 香港(HK) |
| 登録者 | Redacted for Privacy(完全匿名) |
Honeymoonclub.topのwhois情報データ
Domain Name: honeymoonclub.top
Registry Domain ID: D20250924G10001G_57343549-top
Registrar WHOIS Server: www.gname.com
Registrar URL: http://www.gname.com
Updated Date: 2025-09-24T08:43:37Z
Creation Date: 2025-09-24T08:43:26Z
Registry Expiry Date: 2026-09-24T08:43:26Z
Registrar: Gname.com Pte. Ltd.
Registrar IANA ID: 1923
Registrar Abuse Contact Email: complaint@gname.com
Registrar Abuse Contact Phone: +65.6531989391
Domain Status: clientTransferProhibited https://icann.org/epp#clientTransferProhibited
Registry Registrant ID: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Name: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Organization: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Street: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant City: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant State/Province: Hong Kong
Registrant Postal Code: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Country: HK
Registrant Phone: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Phone Ext: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Fax: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Fax Ext: REDACTED FOR PRIVACY
Registrant Email: Please query the RDDS service of the Registrar of Record identified in this
output for information on how to contact the Registrant, Admin, or Tech contact of the queried
domain name.
Registry Admin ID: REDACTED FOR PRIVACY
Admin Name:
Admin Organization:
Admin Street:
Admin City:
Admin State/Province:
Admin Postal Code:
Admin Country:
Admin Phone:
Admin Phone Ext:
Admin Fax:
Admin Fax Ext:
Admin Email:
Registry Tech ID: REDACTED FOR PRIVACY
Tech Name:
Tech Organization:
Tech Street:
Tech City:
Tech State/Province:
Tech Postal Code:
Tech Country:
Tech Phone:
Tech Phone Ext:
Tech Fax:
Tech Fax Ext:
Tech Email:
Name Server: a12.share-dns.com
Name Server: b12.share-dns.net
DNSSEC: unsigned
URL of the ICANN Whois Inaccuracy Complaint Form: https://www.icann.org/wicf/
ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。
- 登録から1か月未満の極めて新しいドメインである
- → 2025年9月登録で運用歴は1か月未満。詐欺サイトやスパム誘導型サイトの多くは数週間~数か月で閉鎖される短期運用のため、信頼性は極めて低いです。
- レジストラが「Gname(詐欺・偽サイト登録で頻出する業者)」である
- → Gnameは本人確認が緩く、格安・短期・匿名登録が可能なレジストラです。
- 詐欺師が「大量ドメインを一括登録」して使い捨てにするパターンで非常に多く利用されています。
- → Gnameは本人確認が緩く、格安・短期・匿名登録が可能なレジストラです。
- 登録国が香港(HK)で、住所などがすべて非公開(Redacted for Privacy)
- → 香港はドメイン登録代行・匿名化業者が多く、実際の運営者が別国(特に中国本土・東南アジア)であるケースが多いです。
- 法的追跡を回避するための登録手口として頻繁に確認されています。
- → 香港はドメイン登録代行・匿名化業者が多く、実際の運営者が別国(特に中国本土・東南アジア)であるケースが多いです。
- ネームサーバーが「share-dns.com/share-dns.net」系列
- → これはGnameの標準DNSであり、短期運用・詐欺サイト・無登録投資サイトで頻出します。
- 過去には偽FXサイト(例:fake-MT5、Binance模倣サイト)などにも使用された実例があります。
- → これはGnameの標準DNSであり、短期運用・詐欺サイト・無登録投資サイトで頻出します。
- ドメイン名「honeymoonclub.top」が実在企業・サービスと無関係であり、商標・ブランドを偽装する可能性
- → 既存の旅行・婚活・ホスピタリティ関連の「Honeymoon Club」という名称を模倣して信用を装うケースが想定されます。
- また「.top」ドメインは極めて安価に取得でき、詐欺・アダルト・スパムサイトで多用されています。
- → 既存の旅行・婚活・ホスピタリティ関連の「Honeymoon Club」という名称を模倣して信用を装うケースが想定されます。
「honeymoonclub.top」は、2025年9月に香港名義で登録された新しいドメインであり、登録業者はGname.com Pte. Ltd.です。
このレジストラは、匿名登録や短期ドメイン運用に特化しており、過去には投資詐欺・仮想通貨取引所のなりすまし・副業勧誘サイトなどで多数の利用実績があります。
登録情報を見ると、住所・担当者・メールアドレスはすべて非公開化(Redacted for Privacy)されており、運営主体は完全に隠されています。
また、ネームサーバー「a12.share-dns.com」「b12.share-dns.net」は、詐欺ドメインで繰り返し使われるGnameの標準構成です。
ドメイン名「honeymoonclub」は一見 harmless(無害)な英語表現ですが、
近年では「恋愛・婚活・交際」などをテーマにしたロマンス詐欺型サイトや、
「副業マッチングアプリ」「国際投資クラブ」などの偽名目で利用されるケースが多く確認されています。
さらに、TLD(トップレベルドメイン)が「.top」である点も要注意です。
「.top」ドメインは年間登録費が数十円程度と非常に安価なため、
詐欺グループが数百~数千単位で登録し、使い捨てで運用する傾向があります。
したがって、honeymoonclub.topは実在企業とは無関係の高リスクな匿名ドメインとみなすのが妥当です。
ハネムーンクラブの詐欺被害回復を目指すための相談先5選
ハネムーンクラブのような投資詐欺被害に遭ってしまった場合、被害金を取り戻すためには早めの行動・相談が必須です。
被害回復のための候補となる相談先をまとめると、以下のようになります。
- 弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能
- 警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
- 司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
- 探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
- 消費生活センターは行政的な調整が中心
それぞれについて、詳しく解説します。
弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能

ハネムーンクラブのような投資詐欺被害において、詐欺師への返還請求から訴訟の提起までを一貫して対応できるのは弁護士だけです。
以下のように、詐欺被害の対応で最も幅広い業務を行えます。
- 加害者の身元調査
探偵事務所などと連携しながら、加害者の所在地や資金の流れを調べることが可能です。 - 内容証明で返金請求
弁護士名義で内容証明郵便を送ることで、相手に与える心理的プレッシャーも高まり、返金交渉を有利に進められるケースがあります。 - 返金交渉
弁護士は民事交渉の代理権を持っています。直接交渉が困難な相手であっても、法律の専門知識をもとに交渉をリードできます。 - 訴訟の提起
詐欺被害の返金を法的に確保するうえで欠かせないのが訴訟ですが、弁護士であれば裁判手続きの代理人として書面作成から裁判所での弁論まで対応できます。
投資詐欺に強い弁護士に相談することで、詐欺被害の返金・救済の可能性が高まります。
ただし、詐欺に遭ってから時間が経つと回収の可能性が下がるため、発覚してからなるべく早く相談することが肝心です。
現在、弁護士法人FDR法律事務所では、投資詐欺被害の無料相談を受け付けております。
元検事として担当した経済事案の知識経験を活かして、被害金の回復に向けて全力を尽くしておりますので、まずはLINEにてお気軽にご相談ください。

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※LINEで簡単にご相談いただけます
警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
警察は、詐欺行為を行った加害者を刑事事件として捜査・逮捕する役割を担います。詐欺被害の状況を伝えて被害届を提出することで捜査が開始される場合もありますが、以下の点に注意が必要です。
- 被害金を取り戻すための直接的なサポートは行わない
たとえ警察が加害者を逮捕しても、刑事手続きはあくまで「犯罪行為の立証」が目的です。被害者への返金は、別途民事手続きで請求する必要があります。 - 捜査の優先度によっては立件されない可能性もある
証拠が不十分だったり、事件性が薄いと判断されると、捜査が進まないケースも考えられます。
警察に相談することは重要ですが、返金請求という観点では弁護士による民事手続きが不可欠になることを理解しておきましょう。
司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
司法書士は、簡易裁判所で扱える訴額140万円以下の事件に限り、一定の代理業務(書面作成や裁判手続きなど)を行うことができます。
しかし、投資詐欺の被害額は高額になりがちです。140万円を超える場合、
- 司法書士だけでは訴訟代理や交渉を継続できない
- 返金請求が必要な金額が大きいほど、弁護士でなければ対応が難しい
という問題が生じます。
また、裁判外の示談交渉権は司法書士には認められていないため、相手と直接交渉する際は限界があることも念頭においてください。
探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
探偵事務所は、加害者の身元や資金の流れなどを調査する際に有用です。詐欺グループが身元を隠蔽しているケースでは、探偵事務所に調査を依頼し、加害者情報を特定できれば、返金交渉や訴訟の準備を進めやすくなります。
ただし、探偵事務所自体は法的手続きや交渉権限を持っていないため、最終的には弁護士と連携しながら進める必要があります。
調査会社は仮想通貨の追跡調査が専門
仮想通貨詐欺の専門調査会社は、主に仮想通貨や海外FXにおける詐欺について、実態調査を行う会社です。警察や弁護士などに相談する際に必要とされる、被害証明書類の作成などを取り扱っています。
ただし、あくまで民間の会社であり、弁護士や司法書士の資格を保有しているわけではないので、実際に返金請求を成功させるまでの工程を全て担当することはできません。調査会社が作成した資料をふまえて、被害者の方が弁護士などに相談する必要がある点に注意が必要です。
消費生活センターは行政的な調整が中心
消費生活センターは、消費者トラブル全般に関する相談を受け付ける公的機関です。
ただし、以下のような点に注意が必要です。
- 情報提供や注意喚起などは行ってくれるものの、実際の返金請求や訴訟対応は行いません。
- 紛争解決のあっせんをすることもありますが、あくまで行政的な調整が中心であり、強制力のある交渉はできないのが現状です。
被害回復を見据えた具体的な手続きが必要な場合には、やはり弁護士への依頼が必須となります。
弁護士法人FDR法律事務所では、詐欺かどうかの判定や、返金請求の可能性などについて無料相談を受け付けております。
被害金の返金請求はスピードが命です。LINEからすぐにご連絡いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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