近年、SNSやLINEを通じた「高配当を出す海外投資プラットフォーム」が急増しており、Gtoad(ジートード)という名前を使った偽投資サイトも確認されています。
公式情報や金融ライセンスの裏付けがなく、典型的な投資詐欺サイトの構造と一致しているため、利用や登録は非常に危険です。本記事では、Gtoad偽サイトの不審点と、被害者が増えている手口を専門的視点で解説します。
結論としては、Gtoadは詐欺の可能性が非常に高いです。
もし既にGtoadに入金してしまった場合や詐欺被害でお困りの場合は、弁護士による投資詐欺返金請求で騙されたお金を取り戻せる可能性があります。
現在、弁護士法人FDR法律事務所では無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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Gtoadは詐欺の可能性が高い

Gtoadについて調査を進めた結果、
「Gtoadは詐欺の可能性が極めて高い」ということが分かりました。
主な理由は以下の通りです。
- Gtoadはロシア銀行の不審業者リストに載っている
- Gtoadはサイトに不審点がある
- その他、詐欺サイトに共通する典型的な内容の口コミ投稿が多数
このような状況は、過去にも多くの投資詐欺で見られた典型的なパターンであり、「出金できない」「連絡が取れない」といった利用者の声が寄せられていることからも、悪質な金融詐欺スキームだった可能性が極めて高いといえるでしょう。
万が一、同様の勧誘を受けた場合や、関連する投資話を持ちかけられた場合は、絶対に追加の送金をせず、すぐに専門機関へ相談することが重要です。
Gtoadとは?基本情報を確認

まずはGtoadについて、基本情報から読み取れる内容を確認してみます。
Gtoadの基本情報

| URL | https://www.gtoadea.com/en/index https://pc.gtoadea.cc/#/ |
|---|---|
| 運営会社 | 不明 |
| 所在地 | 不明 |
| ライセンス | 不明 |
| 登録国・地域 | 不明 |
| メールアドレス | support@gtoadeao.cc |
| 電話番号 | +1 213 373 3565 |
| 代表者名 | 不明 |
Gtoadを名乗る投資サイトは、運営会社や金融ライセンスが存在せず、SNS誘導型の詐欺サイトと判断できます。少額で利益を見せて信用させ、出金段階で高額請求を行う典型的な詐欺手口のため、登録・入金は厳禁です。
すでに入金してしまった場合は、証拠保全を行い、すぐに専門家へ相談してください。
Gtoadの手口
Gtoadは、FX取引・暗号資産取引を装った偽投資サイトで、複数の偽ドメイン(gtoadea.com / gtoadea.cc / gtoad.cc など)を使い分けながら投資家を欺く手法が確認されています。ロシア中銀の「違法業者リスト」にも掲載されており、安全性はゼロ。以下では、実際の被害相談で最も多いGtoadの詐欺フローをまとめます。
Gtoadの典型的な手口フロー
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| ① 接触 | X(旧Twitter)・Instagram・LINEで「トレーダー」「投資家」を名乗る人物が接近 |
| ② 誘導 | 「安全な投資サイトで一緒に運用しよう」とGtoadへ誘導 |
| ③ 少額入金 | 3,000〜1万円程度を入金 → アプリ上で“利益”が急増 |
| ④ 追加入金 | 「もっと利益が出る」「今がチャンス」と数十万〜数百万円まで誘導 |
| ⑤ 出金不可 | 出金申請すると税金・手数料を要求される |
| ⑥ 口座凍結 | 支払わないと“アカウント凍結”を通知 |
| ⑦ 連絡途絶 | 最後は担当者が消え、サイトも閉鎖される |
Gtoadの不審点

ロシア中銀の「違法業者リスト」に掲載
ロシア中央銀行(Bank of Russia)の「違法な金融市場業者リスト」に、はっきりと 「Gtoad」および gtoadea.com / gtoadea.cc の名前が載っています。

そこでは、Gtoadを含む複数サイトについて、
「証券市場の違法なプロフェッショナル参加者の兆候がある」
と明記されています。
中央銀行の公式な警告リストに入っている時点で、
少なくとも「まともな海外FX業者」ではないと考えるべきです。
サイトの中身も「本物のライセンス業者」とは思えない
公式サイトの About Us を読むと、
「高レベルのマルチナショナル・レギュレーション(多国籍で規制を受けている)」
「複数の管轄でライセンス保有」
といった“きれいな文言”だけが並んでいますが、
- どの国の
- どの監督当局の
- 何番のライセンスなのか
具体的な登録番号や会社名が一切出てきません。
まともなFX/CFD業者であれば、
「英国 FCA の××番」「オーストラリア ASIC の○○番」「所在:××国××市」「法人名:XXXX Ltd」
といった情報を必ず記載しますが、それが見当たりません。
また、
- ログイン先が m.gtoadea.cc に飛ぶ
- PC版が pc.gtoadea.cc
- アプリのダウンロードは 別ドメイン jpdupoinmarkets.com に飛ばす
というように、同一グループと思われる複数ドメインを行き来させる構造で、これも最近の偽ブローカー系で非常によく見るパターンです。
Gtoadのドメインwhois情報を調査

次に、Gtoadのドメインとして登録されている情報を確認してみます。
ドメインのwhois情報(ドメイン名やIPアドレスの登録者に関する情報)から分かることをまとめると、以下のようになります。
gtoadea.com

| URL | https://www.gtoadea.com |
| ドメイン名 | gtoadea.com |
|---|---|
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd.(IANA 1923) |
| 登録日 | 2025-10-12 |
| 登録国・地域 | SK(スロバキア:実態は不明) |
| 登録者 | 全項目が “Redacted for privacy” で完全匿名化 |
gtoadea.comのwhois情報データ
Domain Name: GTOADEA.COM Registry Domain ID: 3028241325_DOMAIN_COM-VRSN Registrar WHOIS Server: whois.gname.com Registrar URL: www.gname.com Updated Date: 2025-11-30T07:12:14Z Creation Date: 2025-10-12T06:55:45Z Registrar Registration Expiration Date: 2026-10-12T06:55:45Z Registrar: Gname.com Pte. Ltd. Registrar IANA ID: 1923 Reseller: Registrar Abuse Contact Email: complaint@gname.com Registrar Abuse Contact Phone: +65.31581931 Domain Status: clientTransferProhibited https://icann.org/epp#clientTransferProhibited Registry Registrant ID: Redacted for privacy Registrant Name: Redacted for privacy Registrant Organization: Redacted for privacy Registrant Street: Redacted for privacy Registrant City: Redacted for privacy Registrant State/Province: Redacted for privacy Registrant Postal Code: Redacted for privacy Registrant Country: SK Registrant Phone: Redacted for privacy Registrant Fax: Redacted for privacy Registrant Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=registrant&domain=GTOADEA.COM Admin Name: Redacted for privacy Admin Organization: Redacted for privacy Admin Street: Redacted for privacy Admin City: Redacted for privacy Admin State/Province: Redacted for privacy Admin Postal Code: Redacted for privacy Admin Country: Redacted for privacy Admin Phone: Redacted for privacy Admin Fax: Redacted for privacy Admin Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=admin&domain=GTOADEA.COM Tech Name: Redacted for privacy Tech Organization: Redacted for privacy Tech Street: Redacted for privacy Tech City: Redacted for privacy Tech State/Province: Redacted for privacy Tech Postal Code: Redacted for privacy Tech Country: Redacted for privacy Tech Phone: Redacted for privacy Tech Fax: Redacted for privacy Tech Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=technical&domain=GTOADEA.COM Name Server: MARTHA.NS.CLOUDFLARE.COM Name Server: WATSON.NS.CLOUDFLARE.COM DNSSEC: unsigned URL of the ICANN Whois Inaccuracy Complaint Form: https://www.icann.org/wicf/ >>> Last update of whois database: 2025-11-30T07:12:14Z <<<
ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。
- ドメインが極端に新しい(2025年10月登録)
投資・金融系サービスを名乗るには運営実績がなく不自然です。
詐欺グループが“短期使い捨て目的”で作る新規ドメインの典型パターンです。 - レジストラが Gname(詐欺ドメインで最も多い IANA1923)
Gname は、日本国内の詐欺相談で最も頻繁に登場するレジストラです。
特に「偽FX・偽暗号資産・偽投資アプリ」の量産ドメインで多用されています。 - 登録国 SK(スロバキア)で、金融サービスとは一切整合性がない
海外詐欺の特徴として、実態のない住所を“適当な国”で設定する例が多く、
SK(スロバキア)は詐欺サイトでしばしば見られる架空名義のテンプレです。 - 登録者情報が完全非公開(Redacted)で実体不明
通常の企業サイトなら、法人名や所在地の一部は公開されます。
完全匿名は、追跡を避けるための“詐欺ドメイン構造”そのものです。 - Name Server が Cloudflare(Martha / Watson)による匿名化構造
Cloudflare によって実サーバーIPが隠されており、
運営者の特定がほぼ不可能な状態になっています。
これは詐欺サイトで最も多いホスティング構造です。 - 無意味なランダム文字列ドメイン(gtoadea)
企業名ともサービス名とも一致せず、
詐欺グループが自動生成したランダム英字列と考えられます。
GTOADEA.COM は、
詐欺ドメインで最も危険とされる構造を完全に満たした“典型的ワンタイム詐欺ドメイン”
です。
特に危険なポイント:
- 新規登録(数週間〜2ヶ月以内)
- Gname(詐欺ドメインの温床)
- スロバキア名義で実態不明
- 完全匿名の登録者情報
- Cloudflare によるサーバー隠蔽
- ランダム文字列ドメイン
これらは、暗号資産詐欺・FX詐欺・投資アプリ詐欺で
最も多く被害を生むドメイン構造と完全一致しています。
特に GTOADEA.CC と完全セットで運用されている点から、
詐欺グループの「複数ドメイン使い分け型スキーム」である可能性が極めて高いです。
gtoadea.cc

| URL | https://pc.gtoadea.cc/#/ |
| ドメイン名 | gtoadea.cc |
|---|---|
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd.(IANA 1923) |
| 登録日 | 2025-10-12 |
| 登録国・地域 | SK(スロバキアとみられるが実態不明) |
| 登録者 | すべて “Redacted for privacy” で完全匿名 |
gtoadea.ccのwhois情報データ
Domain Name: GTOADEA.CC Registry Domain ID: 206730022_DOMAIN_CC-VRSN Registrar WHOIS Server: whois.gname.com Registrar URL: www.gname.com Updated Date: 2025-11-30T07:16:42Z Creation Date: 2025-10-12T06:55:52Z Registrar Registration Expiration Date: 2026-10-12T06:55:52Z Registrar: Gname.com Pte. Ltd. Registrar IANA ID: 1923 Reseller: Registrar Abuse Contact Email: complaint@gname.com Registrar Abuse Contact Phone: +65.31581931 Domain Status: clientTransferProhibited https://icann.org/epp#clientTransferProhibited Registry Registrant ID: Redacted for privacy Registrant Name: Redacted for privacy Registrant Organization: Redacted for privacy Registrant Street: Redacted for privacy Registrant City: Redacted for privacy Registrant State/Province: Redacted for privacy Registrant Postal Code: Redacted for privacy Registrant Country: SK Registrant Phone: Redacted for privacy Registrant Fax: Redacted for privacy Registrant Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=registrant&domain=GTOADEA.CC Admin Name: Redacted for privacy Admin Organization: Redacted for privacy Admin Street: Redacted for privacy Admin City: Redacted for privacy Admin State/Province: Redacted for privacy Admin Postal Code: Redacted for privacy Admin Country: Redacted for privacy Admin Phone: Redacted for privacy Admin Fax: Redacted for privacy Admin Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=admin&domain=GTOADEA.CC Tech Name: Redacted for privacy Tech Organization: Redacted for privacy Tech Street: Redacted for privacy Tech City: Redacted for privacy Tech State/Province: Redacted for privacy Tech Postal Code: Redacted for privacy Tech Country: Redacted for privacy Tech Phone: Redacted for privacy Tech Fax: Redacted for privacy Tech Email: https://rdap.gname.com/extra/contact?type=technical&domain=GTOADEA.CC Name Server: MARTHA.NS.CLOUDFLARE.COM Name Server: WATSON.NS.CLOUDFLARE.COM DNSSEC: unsigned URL of the ICANN Whois Inaccuracy Complaint Form: https://www.icann.org/wicf/ >>> Last update of whois database: 2025-11-30T07:16:42Z <<<
ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。
- ドメインが極端に新しい(2025年10月登録)
金融・投資系サイトを名乗るには運営実績がまったくなく不自然です。
詐欺サイトが使い捨てる“新規ドメイン”と完全に一致しています。 - レジストラが Gname(詐欺ドメイン多発の IANA1923)
Gname は近年、仮想通貨詐欺・投資詐欺サイトの登録元として最も多く確認されています。
詐欺グループの大量運用に頻繁に使われるため、強い警戒が必要です。 - 登録国が SK(スロバキア)で、内容と一致しない
スロバキア名義で金融・投資関連サイトを運営するケースは極めて稀です。
実体のない名義のため、所在地の信頼性がない=詐欺ドメインでよく見られる手法です。 - 登録者情報が完全匿名で、企業名も存在しない
企業名・住所・担当者名が完全に隠されており、透明性はゼロです。
顧客資金を扱う金融企業がこのように情報を隠すことは絶対にありません。 - Name Server が Cloudflare(Martha / Watson)で匿名化構造
Cloudflare のみで運用されているため、
実際のサーバーIPが完全に隠され、追跡が困難になります。
詐欺サイトが最も好む構造です。 - ドメイン文字列が無意味なランダム英字(gtoadea)
詐欺ドメインでよく見られる「自動生成されたランダム名」です。
正規の企業名との関連性が一切ありません。
GTOADEA.CC は、
詐欺ドメインに典型的な特徴が全て揃った“高危険度ドメイン”
です。
特に危険な点:
- 登録から数週間〜数ヶ月の新規ドメイン
- Gnameレジストラ(詐欺ドメインが最も多い)
- SK(スロバキア)という実態不明の所在地
- 完全匿名の登録者情報
- Cloudflare によるサーバー匿名化
- ランダム文字列のドメイン名
これらは、仮想通貨詐欺・偽FX業者・投資アプリ詐欺の
ワンタイムドメイン の典型構造と完全に一致します。
特に
「Gname + 匿名登録 + Cloudflare + 新規ドメイン」
の組み合わせは、高確率で詐欺サイトにつながる危険指標です。
Gtoadの詐欺の口コミ・実際の被害事例

Gtoad は、SNS や投資コミュニティを通じて急速に広がった“投資プラットフォーム”を名乗るサイトですが、利用者からは 「出金できない」「追加で税金を請求された」「サポートが消えた」 といった深刻な被害報告が相次いでいます。表向きは高度なAI分析や短期で利益が出る仕組みを売りにしていますが、実際には利益表示が“演出”であり、入金した資金が二度と戻らない典型的な詐欺構造が疑われます。
ここからは、実際に投稿されている口コミや被害事例を整理し、Gtoadがどのように利用者を追い込むのか、その実態を分かりやすく解説します。
掲示板での口コミ
掲示板での口コミはありませんでした。
SNSでの口コミ
SNSでの口コミはありませんでした。
口コミがないサイトが危険といえる理由
通常、正規の投資サービスであれば、利用者の評価や体験談が肯定・否定を含めて必ず一定数存在します。ところが、Gtoadのように口コミが極端に少ない、もしくは一切見つからないサイトは、運営実態がない、短期間で姿を変えている、または被害情報が意図的に削除されている可能性が高く、信頼性を示す材料が何ひとつありません。
口コミがゼロという状況は“安全だから話題にならない”のではなく、利用者が存在せず実態のない詐欺サイトの典型的特徴で、最も初期に気づける重要な危険サインです。
Gtoadの詐欺被害回復を目指すための相談先5選
Gtoadのような投資詐欺被害に遭ってしまった場合、被害金を取り戻すためには早めの行動・相談が必須です。
被害回復のための候補となる相談先をまとめると、以下のようになります。
- 弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能
- 警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
- 司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
- 探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
- 消費生活センターは行政的な調整が中心
それぞれについて、詳しく解説します。
弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能

Gtoadのような投資詐欺被害において、詐欺師への返還請求から訴訟の提起までを一貫して対応できるのは弁護士だけです。
以下のように、詐欺被害の対応で最も幅広い業務を行えます。
- 加害者の身元調査
探偵事務所などと連携しながら、加害者の所在地や資金の流れを調べることが可能です。 - 内容証明で返金請求
弁護士名義で内容証明郵便を送ることで、相手に与える心理的プレッシャーも高まり、返金交渉を有利に進められるケースがあります。 - 返金交渉
弁護士は民事交渉の代理権を持っています。直接交渉が困難な相手であっても、法律の専門知識をもとに交渉をリードできます。 - 訴訟の提起
詐欺被害の返金を法的に確保するうえで欠かせないのが訴訟ですが、弁護士であれば裁判手続きの代理人として書面作成から裁判所での弁論まで対応できます。
投資詐欺に強い弁護士に相談することで、詐欺被害の返金・救済の可能性が高まります。
ただし、詐欺に遭ってから時間が経つと回収の可能性が下がるため、発覚してからなるべく早く相談することが肝心です。
現在、弁護士法人FDR法律事務所では、投資詐欺被害の無料相談を受け付けております。
元検事として担当した経済事案の知識経験を活かして、被害金の回復に向けて全力を尽くしておりますので、まずはLINEにてお気軽にご相談ください。

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※LINEで簡単にご相談いただけます
警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
警察は、詐欺行為を行った加害者を刑事事件として捜査・逮捕する役割を担います。詐欺被害の状況を伝えて被害届を提出することで捜査が開始される場合もありますが、以下の点に注意が必要です。
- 被害金を取り戻すための直接的なサポートは行わない
たとえ警察が加害者を逮捕しても、刑事手続きはあくまで「犯罪行為の立証」が目的です。被害者への返金は、別途民事手続きで請求する必要があります。 - 捜査の優先度によっては立件されない可能性もある
証拠が不十分だったり、事件性が薄いと判断されると、捜査が進まないケースも考えられます。
警察に相談することは重要ですが、返金請求という観点では弁護士による民事手続きが不可欠になることを理解しておきましょう。
司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
司法書士は、簡易裁判所で扱える訴額140万円以下の事件に限り、一定の代理業務(書面作成や裁判手続きなど)を行うことができます。
しかし、投資詐欺の被害額は高額になりがちです。140万円を超える場合、
- 司法書士だけでは訴訟代理や交渉を継続できない
- 返金請求が必要な金額が大きいほど、弁護士でなければ対応が難しい
という問題が生じます。
また、裁判外の示談交渉権は司法書士には認められていないため、相手と直接交渉する際は限界があることも念頭においてください。
探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
探偵事務所は、加害者の身元や資金の流れなどを調査する際に有用です。詐欺グループが身元を隠蔽しているケースでは、探偵事務所に調査を依頼し、加害者情報を特定できれば、返金交渉や訴訟の準備を進めやすくなります。
ただし、探偵事務所自体は法的手続きや交渉権限を持っていないため、最終的には弁護士と連携しながら進める必要があります。
調査会社は仮想通貨の追跡調査が専門
仮想通貨詐欺の専門調査会社は、主に仮想通貨や海外FXにおける詐欺について、実態調査を行う会社です。警察や弁護士などに相談する際に必要とされる、被害証明書類の作成などを取り扱っています。
ただし、あくまで民間の会社であり、弁護士や司法書士の資格を保有しているわけではないので、実際に返金請求を成功させるまでの工程を全て担当することはできません。調査会社が作成した資料をふまえて、被害者の方が弁護士などに相談する必要がある点に注意が必要です。
消費生活センターは行政的な調整が中心
消費生活センターは、消費者トラブル全般に関する相談を受け付ける公的機関です。
ただし、以下のような点に注意が必要です。
- 情報提供や注意喚起などは行ってくれるものの、実際の返金請求や訴訟対応は行いません。
- 紛争解決のあっせんをすることもありますが、あくまで行政的な調整が中心であり、強制力のある交渉はできないのが現状です。
被害回復を見据えた具体的な手続きが必要な場合には、やはり弁護士への依頼が必須となります。
弁護士法人FDR法律事務所では、詐欺かどうかの判定や、返金請求の可能性などについて無料相談を受け付けております。
被害金の返金請求はスピードが命です。LINEからすぐにご連絡いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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