近年、投資・不動産関連を装う詐欺サイトが急増しています。その中でも「RAMIREZ」や「RAMIREZ資産運用」「RAMIREZ FX」など、存在する企業名を悪用した偽サイトが確認されています。
本記事では、公式情報と偽サイトの典型的な手口、そして見分け方のチェックポイントを詳しく解説します。
結論としては、RAMIREZ偽サイトは詐欺の可能性が非常に高いです。
もし既にRAMIREZ偽サイトに入金してしまった場合や詐欺被害でお困りの場合は、弁護士による投資詐欺返金請求で騙されたお金を取り戻せる可能性があります。
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RAMIREZとは?なぜ名前が詐欺に悪用されるのか

FXやバイナリーオプションの詐欺では、大手の取引所や金融機関を騙った偽サイトが利用されることがあります。これらのサイトは一見本物そっくりに作られており、ロゴやデザイン、さらには取引画面まで精巧に模倣されているため、投資初心者はもちろん、経験者でも見抜くのが困難です。
特に最近では、SNSやメッセージアプリを通じて「儲かる情報を教える」と誘導し、偽のサイトに登録させる手口が目立っています。入金後に出金できなくなる、サポートに連絡しても返答がないなど、典型的な詐欺の兆候が見られるケースも少なくありません。
今回取り上げるRAMIREZは有名なサイトであり、そういった点において詐欺師に目をつけられたと考えられます。
本物の公式サイトと偽サイトを見分けるためには、ドメイン名やセキュリティ証明書、連絡先情報の確認など、いくつかのポイントを押さえる必要があります。被害に遭わないためには、少しでも違和感を覚えたら即座に利用を中止し、信頼できる情報源に相談することが大切です。
RAMIREZとは?
RAMIREZ(公式)の基本情報は以下です。

| URL | https://www.ramirezam.com |
|---|---|
| 運営会社 | RAMIREZ ASSET MANAGEMENT, INC. |
| 所在地 | 14 E. 52nd Street New York, NY 10022 |
| ライセンス | CRD # 110637/SEC#:801-69304 |
| 登録国・地域 | アメリカ合衆国 |
| メールアドレス | contact@ramirezam.com |
| 電話番号 | 212-248-0531 |
| 代表者名 | SAMUEL A. RAMIREZ JR. |
RAMIREZ(ラミレス)は、「Ramirez Asset Management」 の名で知られる投資関連サービスを展開する企業です。公式サイトでは、デジタル資産や運用サービスを中心に、透明性の高い情報を提供しています。
しかし、その「金融」「資産運用」といった専門的なイメージが詐欺グループに悪用されやすく、ブランド名だけを盗用した偽サイトが急増しています。
RAMIREZの名前が詐欺に使われやすい理由
詐欺サイト運営者は、あたかも正規の国際投資会社であるかのように見せかけ、SNS広告やメッセージアプリを通じて個人投資家を勧誘します。特に「AI自動取引」「短期間で高利益」といった誇大な文句を掲げ、信頼性のあるブランド名「RAMIREZ」を利用して信用を装うのが典型的な手口です。
このようなブランドなりすまし詐欺は、金融ライセンスの有無を確認しづらい個人投資家を狙っており、「正規のRAMIREZ」と誤認させて入金させるケースが報告されています。信頼できる情報源を確認し、正規サイト以外のURLには絶対にアクセスしないよう注意が必要です。
RAMIREZを騙る偽サイトの典型的な手口
RAMIREZの名前を使った偽サイトは、金融投資や仮想通貨の専門性を装いながら、投資初心者を狙う巧妙な仕組みを持っています。まず、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS広告で「AIが自動で利益を出す」「有名投資家も推奨」といった宣伝を行い、信頼感を演出します。クリックすると、LINEやTelegramに誘導されるパターンが多く、そこで「専属サポート」や「特別キャンペーン」を名乗る人物が現れ、少額の入金を促します。
入金後は、アプリやダッシュボード上で「利益が出ています」と見せかけながら、さらに追加投資を勧誘。出金を申請すると「税金支払いが必要」「システムエラーで一時停止中」といった理由で資金を引き出せなくなり、最終的に連絡が取れなくなります。
多くの偽サイトは、公式URL(https://www.ramirezam.com/)に酷似した「ramirez-ai.com」「ramirezglobal.vip」などのドメインを使い、見た目を完全に模倣しています。表面上は信頼できるように見えても、ライセンス表記や会社情報が曖昧な場合は極めて危険です。
偽サイトの見分け方とチェックポイント
RAMIREZを名乗る偽サイトは、見た目では公式と区別しづらいものが多く、慎重な確認が欠かせません。
以下の表では、偽サイトによく見られる特徴と、具体的なチェック方法を整理しました。
特にドメイン名・運営会社・連絡先メールは最も重要な確認項目です。
| チェック項目 | 正規サイト(RAMIREZ公式) | 偽サイトの特徴・注意点 |
|---|---|---|
| URL | https://www.ramirezam.com/ | 「ramirez-ai.com」「ramirezglobal.vip」など似せたURLを使用 |
| ドメイン登録情報 | 長期登録・企業名一致 | 新規取得(開設数か月)で、登録者名が不明または海外住所 |
| メールアドレス | support@ramirezam.com | Gmail・Outlookなどのフリーメールを使用 |
| 日本語表記 | 正確で自然な日本語 | 機械翻訳のような不自然な日本語や文法ミスが多い |
| デザイン | 統一感があり、プロフェッショナル | 画像の粗い模倣・フォント不揃い・不明なロゴあり |
| ライセンス表記 | 金融ライセンス番号や登録情報を明示 | 「認可済み」など曖昧な文言のみで証拠なし |
| 連絡手段 | 公式メール・問い合わせフォーム | LINEやTelegramへの誘導がメイン |
| 宣伝内容 | 投資リスクを説明・現実的な運用 | 「短期間で高利益」「AIが自動で稼ぐ」など誇大広告 |
| 出金手続き | 本人確認後、公式ルートで処理 | 「税金が必要」「確認料」など理由を付け出金拒否 |
| SSL証明書(鍵マーク) | 正規の企業証明あり | 無効または無料証明で信頼性が低い |
RAMIREZのドメインwhois情報を調査

次に、RAMIREZ偽サイトのドメインとして登録されている情報を確認してみます。
ドメインのwhois情報(ドメイン名やIPアドレスの登録者に関する情報)から分かることをまとめると、以下のようになります。
uiajskc.com

| URL | https://www.uiajskc.com |
| ドメイン名 | uiajskc.com |
|---|---|
| レジストラ | Name SRS AB(スウェーデン) |
| 登録日 | 2025年7月29日 |
| 登録国・地域 | スウェーデン(SE)※実体不明 |
| 登録者情報 | Shield Whois(匿名保護サービス) |
uiajskc.comのwhois情報データ
Domain Name: uiajskc.com
Registry Domain ID: 3005035664_DOMAIN_COM-VRSN
Registrar WHOIS Server: whois.namesrs.com
Registrar URL: https://www.namesrs.com
Creation Date: 2025-07-29T10:34:36.00Z
Registrar Registration Expiration Date: 2026-07-29T10:34:36.00Z
Registrar: Name SRS AB
Registrar IANA ID: 638
Registrar Abuse Contact Email: abuse@namesrs.com
Registrar Abuse Contact Phone: +46.313011220
Domain Status: ok https://icann.org/epp#ok
Registry Registrant ID: Protected
Registrant Name: Protected Protected
Registrant Organization: Shield Whois
Registrant Street: Radiovägen 2
Registrant City: Västra Frölunda
Registrant State:
Registrant Postal Code: 42147
Registrant Country: SE
Registrant Phone: +46.104500390
Registrant Fax:
Registrant Email: uiajskc.com@shieldwhois.com
Registry Admin ID: Protected
Admin Name: Protected Protected
Admin Organization: Shield Whois
Admin Street: Radiovägen 2
Admin City: Västra Frölunda
Admin Postal Code: 42147
Admin Country: SE
Admin Phone: +46.104500390
Admin Fax:
Admin Email: uiajskc.com@shieldwhois.com
Registry Tech ID: Protected
Tech Name: Protected Protected
Tech Organization: Shield Whois
Tech Street: Radiovägen 2
Tech City: Västra Frölunda
Tech Postal Code: 42147
Tech Country: SE
Tech Phone: +46.104500390
Tech Fax:
Tech Email: uiajskc.com@shieldwhois.com
Name Server: A12.SHARE-DNS.COM
Name Server: B12.SHARE-DNS.NET
DNSSEC: unsigned
URL of the ICANN WHOIS Data Problem Reporting System: http://wdprs.internic.net/
Last update of WHOIS database: 2025-10-29T18:23:24.00Z
ドメインの信頼性に関して、ここから分かることは以下の通りです。
- 登録時期が非常に新しい(2025年7月末登録)
- → 登録から数か月しか経っておらず、通常の企業サイトやブランドでは短すぎる運用期間。
- 詐欺グループが短期運用を目的として取得した“使い捨てドメイン”の可能性が高い。
- → 登録から数か月しか経っておらず、通常の企業サイトやブランドでは短すぎる運用期間。
- スウェーデンの代行会社「Shield Whois」による完全匿名化登録
- → 運営者情報(氏名・住所・連絡先)がすべて「Protected Protected」で統一。
- 一般企業や公的機関がこのような匿名化登録を行うことはまずありません。
- 匿名登録は「追跡・摘発を避ける目的」で詐欺サイトに頻繁に使用されます。
- 一般企業や公的機関がこのような匿名化登録を行うことはまずありません。
- → 運営者情報(氏名・住所・連絡先)がすべて「Protected Protected」で統一。
- ネームサーバーが“share-dns.com / share-dns.net”で構成されている
- → このDNS系列は、中国・香港系詐欺サイトや偽FX取引所、マルウェア誘導ドメインで数百件以上の使用実績があります。
- 「Gname.com」系ドメインや「Cloudflare偽装サイト」と併用されることも多く、
- → このDNS系列は、中国・香港系詐欺サイトや偽FX取引所、マルウェア誘導ドメインで数百件以上の使用実績があります。
- 詐欺グループ共通のインフラ網の一部とみられます。
- レジストラ「Name SRS AB」はスウェーデン企業だが、悪用報告も多い
- → 欧州拠点ながら、匿名代行を積極的に提供しており、詐欺サイト・スパムサイト登録に多用されています。
- 特に「Shield Whois」は実際の運営者情報を第三者が入手することが極めて困難です。
- → 欧州拠点ながら、匿名代行を積極的に提供しており、詐欺サイト・スパムサイト登録に多用されています。
- ドメイン状態が「ok」で保護設定が少ない
- → セキュリティ設定(clientTransferProhibitedなど)がなく、
- 自動登録ツールを使って量産されたドメインの可能性が高い。
- 人手で運営されている正規サイトではほぼ見られない構成です。
- 自動登録ツールを使って量産されたドメインの可能性が高い。
- → セキュリティ設定(clientTransferProhibitedなど)がなく、
「uiajskc.com」は、2025年7月にスウェーデンのName SRS ABで登録された新規ドメインで、
「Shield Whois」という匿名保護サービスによって登録者情報が完全に非公開となっています。
この構成自体は欧州のプライバシー保護制度に準拠したものですが、
詐欺・スパム・投資誘導サイトではこれを悪用して実体を隠すケースが圧倒的に多いです。
実際、同じ「Shield Whois」「share-dns.com」構成を持つドメイン群は、過去に
- 偽FX業者(例:Skadeva、FPMarketsJPFixなど)
- 投資アプリ詐欺(例:ProShigoto系列)
- LINE・X誘導によるマルチ詐欺広告
などの犯行インフラとして確認されています。
さらに、ドメイン名「uiajskc.com」はランダムな英字列(自動生成)であり、
ブランド名や企業名を表していない点も重大な不自然要素です。
このようなドメインはAIまたはスクリプトで大量生成され、
短期間だけWebサイトを表示→閉鎖→再登録を繰り返す特徴があります。
また、share-dns系列を利用していることから、
実際のサーバー所在地は香港・中国本土・シンガポールのいずれかと推測され、
スウェーデン登録は「偽装ルート」に過ぎない可能性が高いです。
RAMIREZ偽サイトの口コミ評判や被害報告

ここからは、RAMIREZ偽サイトに関する口コミ・評判を様々な媒体で調査した結果をご紹介します。
投稿されている内容としては、悪い口コミや被害報告の書き込みがほとんどで、評判はかなり悪い状態です。
RAMIREZの悪い口コミ・評判
RAMIREZの悪い口コミ・評判は、具体的に以下のような内容でした。
- 詐欺送金の典型サイン
- 副業詐欺の典型
- 高利益を強調する誘いは詐欺の常套手段
これらはすべて詐欺業者がよく使う手口であり、RAMIREZを騙る怪しい取引所では特に多く報告されているものです。
それぞれ順に見ていきましょう。
高利益を強調する誘いは詐欺の常套手段
RAMIREZ(偽)から出金ができなくなるとの情報が入ってきてます!
いきなりのフレンド申請や知らない人から投資話を持ち掛けられた場合は詐欺を疑ってください!
正規の投資にはリスクが伴います。異常に高い利益率を約束する取引所やプラットフォームは、詐欺の可能性が高いです。
詐欺被害ジャパン
RAMIREZ(偽)に関する「出金できない」「サポートが消えた」といった報告は、無登録の海外詐欺取引所で頻発している典型的な被害パターンです。
このようなサイトでは、最初に少額の利益を出して信頼を得たあと、「さらに入金すれば報酬アップ」「限定キャンペーン中」などと誘い、高額投資へ誘導して資金を回収できなくさせる構造になっています。
また、SNSやマッチングアプリなどを通じて突然「フレンド申請」や「投資の話」をしてくる相手は、個人を狙った詐欺グループの勧誘役(ブローカー)である可能性が非常に高いです。
正規の投資サービスであれば、「必ず儲かる」「リスクゼロ」といった表現を使うことは金融商品取引法で禁止されています。
出金不能報告が出ている時点で、その取引所は詐欺確定レベルの高リスクサイトと判断して間違いありません。
もし少しでも資金を送金してしまった場合は、速やかに警察・消費生活センターに通報し、入出金履歴やLINEのやり取りを証拠として保存してください。
RAMIREZ偽サイトの良い口コミ・評判
RAMIREZを騙る投資サービスについて、当方でも複数の国内外レビューサイト、SNS、掲示板、口コミ投稿サイトを調査しましたが、利用者からの肯定的な評価や実績報告は一切確認できませんでした。
通常、真っ当な投資サービスであれば、運用に成功したユーザーからの喜びの声や、サポート対応に対する評価、あるいは「使いやすかった」「利益が出た」といった何らかの前向きな声がインターネット上に存在するのが自然です。
金融サービスに関して「良い口コミが一切存在せず、悪い評判ばかりが断片的に確認される」ケースは、計画的な詐欺や資金搾取型サービスに共通する非常に危険なパターンです。
RAMIREZ偽サイトはその代表的な例であり、投資を検討している段階であっても、ただちに関与を中止することを強く推奨します。
RAMIREZの詐欺や偽サイトの見分け方

- URLは ramirezam.com ドメインか?
- レビューに 実在性があるか?
- 外部リンク・LINE誘導がないか?
RAMIREZの名を騙る偽サイトは本物と非常によく似た外観をしており、見た目だけでは区別がつかない場合もあります。しかし、いくつかのポイントを確認することで、偽サイトを見抜くことが可能です。
- URL・ドメインを確認する ⇒正規のURLか、英字が一文字違う、または不自然に長いURLは高確率で偽サイト
- サポートの連絡手段がLINEや個人メールのみではないか ⇒LINEやWhatsAppのみの対応は非常に危険
- 金融ライセンスや会社情報の記載が曖昧ではないか ⇒記載がない、または他社の情報を勝手に転載している場合は要注意
RAMIREZ偽サイトの詐欺被害回復を目指すための相談先5選
RAMIREZ偽サイトのような投資詐欺被害に遭ってしまった場合、被害金を取り戻すためには早めの行動・相談が必須です。
被害回復のための候補となる相談先をまとめると、以下のようになります。
- 弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能
- 警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
- 司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
- 探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
- 消費生活センターは行政的な調整が中心
それぞれについて、詳しく解説します。
弁護士なら詐欺師の身元調査から返金請求まで、最も幅広く対応可能

RAMIREZ偽サイトのような投資詐欺被害において、詐欺師への返還請求から訴訟の提起までを一貫して対応できるのは弁護士だけです。
以下のように、詐欺被害の対応で最も幅広い業務を行えます。
- 加害者の身元調査
探偵事務所などと連携しながら、加害者の所在地や資金の流れを調べることが可能です。 - 内容証明で返金請求
弁護士名義で内容証明郵便を送ることで、相手に与える心理的プレッシャーも高まり、返金交渉を有利に進められるケースがあります。 - 返金交渉
弁護士は民事交渉の代理権を持っています。直接交渉が困難な相手であっても、法律の専門知識をもとに交渉をリードできます。 - 訴訟の提起
詐欺被害の返金を法的に確保するうえで欠かせないのが訴訟ですが、弁護士であれば裁判手続きの代理人として書面作成から裁判所での弁論まで対応できます。
投資詐欺に強い弁護士に相談することで、詐欺被害の返金・救済の可能性が高まります。
ただし、詐欺に遭ってから時間が経つと回収の可能性が下がるため、発覚してからなるべく早く相談することが肝心です。
現在、弁護士法人FDR法律事務所では、投資詐欺被害の無料相談を受け付けております。
元検事として担当した経済事案の知識経験を活かして、被害金の回復に向けて全力を尽くしておりますので、まずはLINEにてお気軽にご相談ください。

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警察は事件の捜査・逮捕が中心で、返金請求の直接的なサポートは行わない
警察は、詐欺行為を行った加害者を刑事事件として捜査・逮捕する役割を担います。詐欺被害の状況を伝えて被害届を提出することで捜査が開始される場合もありますが、以下の点に注意が必要です。
- 被害金を取り戻すための直接的なサポートは行わない
たとえ警察が加害者を逮捕しても、刑事手続きはあくまで「犯罪行為の立証」が目的です。被害者への返金は、別途民事手続きで請求する必要があります。 - 捜査の優先度によっては立件されない可能性もある
証拠が不十分だったり、事件性が薄いと判断されると、捜査が進まないケースも考えられます。
警察に相談することは重要ですが、返金請求という観点では弁護士による民事手続きが不可欠になることを理解しておきましょう。
司法書士は140万円を超える場合に対応が難しい
司法書士は、簡易裁判所で扱える訴額140万円以下の事件に限り、一定の代理業務(書面作成や裁判手続きなど)を行うことができます。
しかし、投資詐欺の被害額は高額になりがちです。140万円を超える場合、
- 司法書士だけでは訴訟代理や交渉を継続できない
- 返金請求が必要な金額が大きいほど、弁護士でなければ対応が難しい
という問題が生じます。
また、裁判外の示談交渉権は司法書士には認められていないため、相手と直接交渉する際は限界があることも念頭においてください。
探偵事務所は調査能力が高いが、法的手続きや交渉の権限がない
探偵事務所は、加害者の身元や資金の流れなどを調査する際に有用です。詐欺グループが身元を隠蔽しているケースでは、探偵事務所に調査を依頼し、加害者情報を特定できれば、返金交渉や訴訟の準備を進めやすくなります。
ただし、探偵事務所自体は法的手続きや交渉権限を持っていないため、最終的には弁護士と連携しながら進める必要があります。
調査会社は仮想通貨の追跡調査が専門
仮想通貨詐欺の専門調査会社は、主に仮想通貨や海外FXにおける詐欺について、実態調査を行う会社です。警察や弁護士などに相談する際に必要とされる、被害証明書類の作成などを取り扱っています。
ただし、あくまで民間の会社であり、弁護士や司法書士の資格を保有しているわけではないので、実際に返金請求を成功させるまでの工程を全て担当することはできません。調査会社が作成した資料をふまえて、被害者の方が弁護士などに相談する必要がある点に注意が必要です。
消費生活センターは行政的な調整が中心
消費生活センターは、消費者トラブル全般に関する相談を受け付ける公的機関です。
ただし、以下のような点に注意が必要です。
- 情報提供や注意喚起などは行ってくれるものの、実際の返金請求や訴訟対応は行いません。
- 紛争解決のあっせんをすることもありますが、あくまで行政的な調整が中心であり、強制力のある交渉はできないのが現状です。
被害回復を見据えた具体的な手続きが必要な場合には、やはり弁護士への依頼が必須となります。
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